セガサミーHD、業績予想を大幅上方修正 遊技機事業の収益改善で

 セガサミーHD<6460>は、今3月期の連結業績予想を上昇修正し、売上高4100億円(前回予想4000億円)、経常利益640億円(同390億円)、当期純利益375億円(同220億円)としました。前期との比較では、売上高6.5%増、経常利益78.1%増、当期純利益85%増と大幅な増益となる見通し。  同社では、パチスロ遊技機の通期販売台数の予想を従来予想の21万台から30万台に引き上げたほか、部材のリユースや部材調達コストの削減により、利益率が改善したため、としています。ただ、パチンコ機器の販売台数の見通しについては、従来の41万台から36万台に引き下げています。  また、コンシューマ事業については、海外市場における新作タイトルが軟調に推移する見込みであるものの、アミューズメント機器やアミューズメント施設が堅調に推移する見通しになった、とのこと。