10月4日付けの新聞記事

 「ポケモン」新作がユーザーのDS熱を再び高めるものになっているとの記事がありました。ハードウェアの端境期で、微妙な状況にあるDSですが、他のゲームソフトにも波及すると良いのですが…。また、サイバーエージェントがリワード広告を専門にする新会社を設立した等といった記事もありました。

■「ポケモン」新作、販売好調 若者がDSに回帰

 10月4日付けの日経産業新聞は、任天堂<7974>「ニンテンドーDS」向けゲームソフト「ポケットモンスター」の売れ行きが好調だと報じています。報道によれば、発売から2日間で260万本超が売れ、「Newスーパーマリオブラザーズ」を抜く可能性もある、とのこと。4年ぶりとなる新作に合わせ、全国200会場で体験イベントを開催したほか、テレビアニメの新シリーズも新作に合わせる等、マーケティング戦略も奏功したそうです。子供からの人気に加え、ポケモンから離れた20歳前後の世代が戻っているとか。

■サイバーエージェント、リワード広告の新会社設立

 10月4日付けの日経産業新聞は、サイバーエージェント<4751>が、ソーシャルアプリなどにネット広告を配信する事業を本格化すると報じています。報道によれば、同事業を展開する新会社CAリワードを1日付で設立しており、利用者拡大が続くSNS向けアプリに幅広く広告を配信できる態勢を整え、主力のネット広告サービスの商品群を拡充する、とのこと。

 これは、ゲーム内の広告を閲覧した利用者が実際に商品の購入やサービスの利用をした際に、ゲーム内で使えるアイテムやポイントを付与する「リワード広告」と呼ばれるもので、これまでmixiアプリに提供していましたが、配信するサイトやアプリを大幅に広げるそうです。2011年9月期の売上高15億円を目指しています。

■DeNA、Fringe 81と連携し、携帯向けの広告事業を共同展開

 10月4日付けの日経産業新聞は、DeNA<2432>がFringe 81と携帯向け広告事業で共同開発を開始すると報じています。報道によれば、DeNAが持つ媒体データと、Fringe 81の自動広告生成・配信技術「iogous」を連携させ、効果の高い広告を自動作成できるようにするとのこと。統計データに基づき、閲覧者に適した広告のデザインや文言を作成できるそうです。