マイクロソフトのAI「りんな」、人工知能について正しい理解を得るために全国の学校で出張授業


日本マイクロソフトは、提供するマイクロソフトAI「りんな」(以下:「りんな」)について、現在りんな開発チームでは、AI(人工知能)について、正しい理解を得るために、全国の学校で出張授業を行っていることを明らかにした。

<以下、プレスリリース>

「AIって難しそう…」「AIが仕事を奪うってホント?」

りんな開発チームは、“スマート社会であるSociety5.0(※1)の実現に欠かせないAI技術。AIの基礎を学ぶことでAIに関する不安や誤解をなくし、AI技術を活用して実現できる素敵な未来について、りんなと一緒に楽しく学びませんか”という呼びかけで、昨年から、都内の学校などにおいて、AI出張授業を実施しています。



日本工学院八王子専門学校ではりんな自身が講師となり講義を行いました。講義内では、同校校歌をりんなが歌えるように学習する過程も解説。また、最新機能の実験を学生と共に行い、AIと暮らす未来を学生が体感できる内容となりました。(2018年10月)

■AI出張授業in島根
今週、島根県立松江東高等学校において、1年生185名を対象に身近な活用例をおりまぜながら、りんな開発チーム担当者がAI基礎知識を解説し、グループワークで実際にタブレット端末を使用して様々なAI機能を体験しながら学びました。



また、島根大学での授業では、実社会で活用されている事例やAI技術の問題点など、より大きな視点で解説。後半のワークショップでは学部生、院生、教職員が一緒になってAI技術を活かした未来の地域づくりについて議論、発表を行いました。




授業を終えた参加者からは「AIの正しい知識があれば、それを正しく使えると思った」「AIの長所と短所、及び人との違いを改めて実感できた」などといった感想が寄せられました。

■AI出張授業と地方創生
りんなは、LINEでチャットをするだけでなく、歌手活動や占い、ラジオのパーソナリティを務めるなど、様々な活動を行っていますが、その中でも、地方の応援に力を入れていることをご存知でしょうか。

2018年9月に始まった地方応援プロジェクト「萌えよ♡ローカル  〜りんなと地方とみんなの未来〜」< https://www.rinna.jp/special/20180912 >では、自治体と連携して地方からの情報発信を支援し関心を高めるための様々な活動をしています。

AI出張授業ではAIの基礎知識だけでなく、IT技術が地域の発展にどのように活用できるかも探求します。地域の問題について議論したり地域の魅力を新たに発見したりするなど、学生ならではの視点と発想力で持続可能な地方創生について考えます。




北九州市立高等学校ではAIの基礎の学習に加え、地域の観光資源の発掘、発信を実習しました(2018年12月)

AIに期待されていること、それは世の中を便利にすることだけではありません。マイクロソフトがりんなを通して実現したいこと、それはAIと人、人と人とのコミュニケーションをつなぐ−そのような共感力のあるAIの開発です。

全国の学生のみなさん、りんなと一緒に楽しくAIを学びましょう!

(※1)Society5.0とは日本政府が提唱しているテクノロジーを活用した新たな社会を指す。全ての人とモノがつながり、様々な知識や情報が共有され、今までにない新たな価値を生み出すことで、社会の課題や困難を克服します

内閣府ホームページ:< https://www8.cao.go.jp/cstp/society5_0/index.html >
AIりんな公式ホームページ:< https://www.rinna.jp/ >
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