ボトルト、ドリンクシェアリングサービス「BOTLTO(ボトルト)」β版をAndroid・iOSスマートフォンアプリとしてリリース


ボトルト、6月25日、ドリンクシェアリングサービス「BOTLTO(ボトルト)」(飲料専用プラットフォーム)として、Android/iOSスマートフォンアプリβ版をリリースしたことを発表した。マイボトルが使えるお店を探し、ドリンク購入ごとにペットボトル削減数が表示されるこのアプリは、第一弾として、渋谷区・代官山商店会と共に世界に発信していく。


<以下、プレスリリースより>

■背景
マイクロプラスチックなどのプラスチックごみが近年、 世界規模の環境問題として注目され、 特にペットボトルは深刻な問題であり、 日本国内では年間230億本が消費され(1秒間に約740本)そのうち約10%の26億本が未回収となっています。 こうした問題を解決すべく、 数年前からタンブラーなどのエコグッズが世の中に登場してドリンクを持ち歩く文化が推奨されてきましたが、 まだまだ普及にまで至っていないのが現状です。
理由としては「持ち歩くのが大変」や「飲み終えたら、 またペットボトルを買ってしまう」などが挙げられました。 どうすればこの問題を解決できるか?そこで私たちは、 飲食店でサービスされる”水”に着目しました。



■ドリンクのシェアリングサービスとは?
コーヒーなどマイボトルを使えるお店は増えていますが、 水はサービスで無料提供されているところが多いものです。 本来この水は、 店内で飲食するお客様に向けて提供されるものですが、 BOTLTOの登録店はこれを散歩やショッピングなど外出中にドリンクが必要となった方に有料で提供してくれます。 ペットボトルよりもリーズナブルなドリンクが購入できたり、 さらに地球環境への社会貢献ができる。 お店を使う人も提供する人も、 みんなでプラスチック問題へ取り組む、 革新的サービスです。
 
■サービスの特徴
1. スマホとマイボトルがあれば、 いつでも簡単にご利用が可能です。 
STEP1)専用アプリを起動し、 近くのBOTLTO導入店を探す。 
STEP2)メニューからドリンクを事前決裁で購入
(このアプリならユーザー個人のプラスチック削減累計も表示)
STEP3)マイボトルを持参して、 購入したお店へ。 
STEP4)店員さんへアプリの購入画面を提示するだけ。 
STEP5)マイボトルに購入したドリンクを注ぐ。 

2. 商品の購入数に応じてペットボトル削減数がアプリ上に「見える化」されます。 
マイボトル を持ってお店に行き、 BOTLTOアプリでドリンクを購入すると、 その購入数に応じた 「プラスチックボトル削減数」がユーザーのアプリに表示され、 社会貢献度がその場でわかります。 (特許出願中)

■お店側のメリット
お店ページでの無料広告のほか、 ドリンクだけを事前にキャッシュレスで販売できます。 商品の中でも飲料に特化することで、 「水」を含む新商材の開発も可能。 プラスチックストローの廃止などに続いて、 身近に社会貢献へ取り組むことができます。 お水以外にもコーヒーやジュースなど様々なドリンクの販売も可能なため新メニューの認知拡大や、 社会貢献を通じて新たなお客様との出会いにも繋がります。



■代官山から世界へ
訪日外国人が訪れるべき観光地ランキング2019においてベスト3にランクインするなど、 オシャレな街として幅広い世代に人気を誇る”代官山”。 その街づくりを支えているのが、 地域住民や在勤者の環境意識の高さであり、 街のごみ拾い活動をおこなうNPO法人グリーンバードの代官山チームも商店会のメンバーが中心となって運営されるなど、 環境や社会貢献を通じて、 街づくりをおこなっていきたいという共通の想いから、 このたび代官山商店会のご協力で本サービスへの取り組みが始まりました。 対応可能エリアは代官山から今後随時拡大していきます。 

* 容器に入っていないドリンク提供サービスに特化して位置情報・購入・決済を行い、 個人の環境貢献数も示すアプリとサービス