リミックスポイント子会社のビットポイントジャパン、約35億円の仮想通貨が不正流出 全サービスを停止

リミックスポイント<3825>は、本日(7月12日)、子会社で仮想通貨交換業を営むビットポイントジャパンから概算で約35億円の仮想通貨の不正流出が判明したことを明らかにした。そのうち、25億円分が顧客から預かった分だという。

現在、新規口座開設を含むビットポイントジャパンのサービスを全面的に停止するとともに、原因の究明、流出額の特定、被害の最小化等の対策を行なっているとのこと。詳細が判明次第、速やかに開示する、としている。

ビットポイントジャパンでは、仮想通貨の取引を円滑に実施するため、一部仮想通貨をホットウォレットで管理しており、今回そこから流出した。ただコールドウォレットで管理している仮想通貨と法定通貨は流出していない。



【事実経過】
■7月11日22時12分頃
リップルの送金に関するエラーを検知。
BPJの情報システム部門等で対応開始。

22時39分頃
リップルの不正な流出を確認。他の仮想通貨の流出の有無の調査を開始。


■7月12日2時00分頃
リップル以外の仮想通貨についても不正流出を確認。

3時00分
ビットポイントジャパンで緊急会議を実施。

6時30分
ビットポイントジャパンにおける仮想通貨の送受金を停止。

10時30分
仮想通貨の売買・交換を含む、ビットポイントジャパンの全サービスを停止