韓国Pearl Abyss、1-3月の営業利益は55%減と大幅減 『黒い砂漠』世界展開で73%増収も労働費用と広告宣伝費が圧迫

韓国Pearl Abyssの1-3月期の決算は、売上高が前年同期比で73.2%増の1310億ウォン(約114億円)と大幅な増収を達成した。売上高は4四半期連続で1000億ウォンを突破した。

しかし、利益面では苦戦し、営業利益が同55.2%減の150億ウォン(約13億円)、最終利益が同55.0%減の125億ウォン(同10億円)と大幅な減益となった。

 


同社では、主力タイトル『黒い砂漠モバイル』を日本でリリースしたほか、『黒い砂漠』のXBOX ONE版をと北米とEUでリリースした、としている。労働コストが147.2%増、広告費が87.9%増となるなど収益を圧迫した。広告費の増加については、日本と北米・EUでのリリース時のマーケティング費用だという。

 
▲グラフ右上は地域別の売上高だが、韓国の比率が63%から35%に低下する一方、アジアと北米・EUの比率が上がっていることが確認できる。
Pearl Abyss(パールアビス)

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