AppsFlyer、「PBA(ピープル ベースド アトリビューション)」をリリース…モバイルに加え複数端末を横断した“人”ベースでの広告経路分析を実現



AppsFlyer Japanは、これまで広告経路別での分析に限られていたデジタルマーケティング領域において、 複数端末やプラットフォーム、チャネルを横断した“人”ベースでの包括的分析を可能にした「ピープル ベースド アトリビューション(以下PBA)」のβ版の提供を開始した。

「PBA」では、 AppsFlyerが抱える世界84億以上のデバイスのデータベースを基軸とし、“端末a”ベースでの計測にとどまらず、 端末aと端末bを所有し、ウェブ、スマートフォン、店舗などそれぞれの接点において異なる時間や行動を示す同一“人物A”としての消費者行動を時系列で追うことが可能になり、 より詳細な獲得経路が明らかとなるという。

マーケターの長年の課題であったクロスデバイスやクロスプラットフォーム、クロスチャネルでの広告効果計測が可能となり、 今まで部分的にしか把握できなかったカスタマージャーニー全体が可視化される、としている。

これにより、 それぞれの顧客と各接点において無駄のない適切なコミュニケーション、パーソナライズされた高品質なサービスの提供と高い顧客満足度を実現し、 顧客のライフタイムバリュー(顧客生涯価値)の向上が可能になる。 「PBA」によるチャネルを問わない消費者行動の把握により、 顧客とのコミュニケーションをシームレスに実現することで、企業は顧客獲得の強化に繋がるマーケティング施策を推進できるという。