【ゲーム株概況(8/26)】enishが年初来高値を付けるなど異彩高 DeNAは朝安も後場持ち直す 任天堂など大手ゲーム株は軒並み安

8月26日の東京株式市場では、日経平均株価は3日ぶりに大幅反落し、前日比449.87円安の2万261.04円で取引を終えた。米中の関税合戦への警戒感からリスク回避の動きが広がったほか、為替が一時1ドル=104円台半ばまで円安方向に振れたこともあり、株価も一時下げ幅500円超に達する場面があった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、全体市場が軟調な中でenish<3667>が年初来高値を付けるなど異彩高の展開となった。enishは、市場の短期資金が行き場を探す中で、海外要因の影響の小ささや値動きの軽さなどから物色対象として意識されたもようだ。

また、週末にARイケメンヴォーカル&ダンスグループ「ARP」のライブイベントが開催されたことなどを材料にユークス<4334>が買われ、ブシロード<7803>やマイネット<3928>、カヤック<3904>などもしっかり。

半面、アクセルマーク<3624>の下げがきつく、任天堂<7974>やスクウェア・エニックスHD<9684>など大手ゲーム株も軒並み安となった。

DeNA<2432>は、朝方に売り物が先行したものの、「HUNTER×HUNTER」の新作スマホゲーム発表もあって、後場は前日終値を挟んでのもみ合いとなった。


■関連銘柄
株式会社enish
http://www.enish.jp/

会社情報

会社名
株式会社enish
設立
2009年2月
代表者
代表取締役社長 安徳 孝平
決算期
12月
直近業績
売上高35億800万円、営業損益12億600万円の赤字、経常損益12億6500万円の赤字、最終損益13億7400万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3667
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