【ゲーム株概況(9/5)】外資による大量保有を材料にKLabが大幅続伸 バンナムなど大手ゲーム化の強さ目立つ イマジニアは利益確定売りに押される

9月5日の東京株式市場では、日経平均株価は上げ幅を拡大して3日続伸し、前日比436.80円高の2万1085.94円で取引を終えた。米中の貿易協議再開が伝えられたことに加え、英国の合意なき離脱の可能性が低下したとの見方から先物主導で買い戻しの動きが進んだ。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、KLab<3656>が大幅続伸したほか、アエリア<3758>やカヤック<3904>、エイチーム<3662>などが買われた。KLabは、大量保有報告書でJPモルガンによる同社株の保有が明らかになったことが株価の刺激材料となったようだ。

また、来週開催の「東京ゲームショウ2019」に向けた新作タイトル情報の公開などもあって、バンダイナムコHD<7832>など大手ゲーム株も強さが目立った。

スクウェア・エニックスが『ドラゴンクエストウォーク』の配信開始日を9月12日に決定したと発表したことを受けて、その共同開発を行っているコロプラ<3668>は一時741円まで買われた。

半面、サイバーエージェント<4751>やenish<3667>、ネクソン<3659>などが売られ、任天堂<7974>も小反落した。前日急騰したイマジニア<4644>は利益確定の売り物に押された。


■関連銘柄
KLab株式会社
http://www.klab.com/jp/

会社情報

会社名
KLab株式会社
設立
2000年8月
代表者
代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
決算期
12月
直近業績
売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3656
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