コーエーテクモ、IBMとの特許クロスライセンス契約締結を発表 双方の保有する様々な特許を相互に利用可能に

コーエーテクモゲームスは、ニューヨーク州法人INTERNATIONAL BUSINESS MACHINES CORPORATION(以下「IBM」)との間で、両社グループの保有する特許の包括クロスライセンス契約を2019年9月25日に締結したことを発表した。

今回の契約締結により、コーエーテクモゲームスグループとIBMグループは、双方の保有する様々な特許を相互に利用することが可能になる。コーエーテクモゲームスは、AI(人工知能)やe-sports、モバイル、ソーシャルといった分野の先端技術を活用したエンタテインメントコンテンツの創発に積極的に取り組んでいる。一方、IBMは、2018年に9100件という記録的な数の特許を取得し、米国での年間特許取得件数において26年連続で首位となるなど、前述のAIやe-sportsその他のソフトウェア関連特許を中心に全世界で最大級の特許ポートフォリオを保有している。

コーエーテクモゲームスは今回のクロスライセンス契約締結について、近年、エンタテインメントコンテンツの開発に必要な技術分野は拡大・高度化しているため、こうした状況に対応し、同社の開発力をさらに強化するため、IBMとの間で、両社が保有する特許を相互利用できるという協力関係を築くに至ったと説明している。同社グループでは、今回実現したIBMとの協力関係を最大限活用し、これまでにないエンタテインメントコンテンツを創発していくとのこと。
株式会社コーエーテクモゲームス
https://www.gamecity.ne.jp/

会社情報

会社名
株式会社コーエーテクモゲームス
設立
1978年7月
代表者
代表取締役会長(CEO) 襟川 陽一/代表取締役社長(COO) 鯉沼 久史
決算期
3月
直近業績
売上高681億700万円、経常利益341億6600万円、最終利益268億5200万円(2023年3月期)
上場区分
非上場
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