ガンホー、3Q期間(7~9月)はQonQで売上高ほぼ横ばいも営業益は31%減に 『ラグナロク マスターズ』と『TEPPEN』寄与もテレビCMなど広告宣伝費も拡大

ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>は、本日(11月14日)、2019年12月期の第3四半期累計(1~9月)の連結決算を発表した。その数字を基に第3四半期期間(7~9月)の業績を見てみると、売上高は前四半期比1.0%減の233億6400万円とQonQでほぼ横ばいの推移となったものの、営業利益は同31.9%減の50億6400万円、経常利益は同29.8%減の52億1500万円、最終利益は同28.6%減の34億6700万円となっている。

同社は、今年6月より『ラグナロク マスターズ』、7月よりカプコン<9697>との共同開発タイトル『TEPPEN』のサービスを開始(※『TEPPEN』は海外サービスが7月、国内は8月)している。これらの売り上げが寄与し、主力の『パズル&ドラゴンズ』など既存タイトルの減少分をカバーして、売上高はほぼ横ばいでの着地になったものと思われる。

一方、QonQで大幅な減益となった利益については、その『ラグナロク マスターズ』と『TEPPEN』でともにテレビCMを含めた広告宣伝を実施しており、この広告宣伝費用が大きく膨らんでいることが、利益率の低下につながっているもようだ。
 
ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
http://www.gungho.co.jp/

会社情報

会社名
ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
設立
1998年7月
代表者
代表取締役社長CEO 森下 一喜
決算期
12月
直近業績
売上高1253億1500万円、営業利益278億8000万円、経常利益293億800万円、最終利益164億3300万円(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3765
企業データを見る