アカツキ、10~12月期はQonQで減収減益 『ロマサガRS』と『ユニゾンエアー』が貢献も『ドッカンバトル』は海外版と国内版の周年の谷間に

アカツキ<3932>は、1月31日、2020年3月期の第3四半期累計(4~12月)の連結決算を発表した。その数字を基に第3四半期期間(10~12月)の業績を四半期推移(QonQ)で見てみると、売上高は前四半期比11.1%減の78億7100万円、営業利益は同42.2%減の20億8300万円、経常利益は同42.6%減の20億5600万円、最終利益は同41.0%減の13億3400万円となった。
 

1周年記念イベントを開催した『ロマンシング サガ リ・ユニバース』(配信はスクウェア・エニックス)が大きく貢献し、9月24日にリリースした自社パブリッシングの最新作『UNI’S ON AIR(ユニゾンエアー)』がフル寄与したものの、『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』(配信はバンダイナムコエンターテインメント)が第4四半期に予定する国内版5周年イベント開催に向けた準備期間ということもあり、海外版4周年イベントを実施した第2四半期と比べて減収となったもようだ。

また、利益面については、グロス売上となる自社パブリッシングタイトルの比率が『ユニゾンエアー』の貢献で高まったことで、構造的に利益率が低下する形となっていることに加え、ゲーム新領域など将来への投資を増加したことなども影響している。
 
株式会社アカツキ
http://aktsk.jp/

会社情報

会社名
株式会社アカツキ
設立
2010年6月
代表者
代表取締役CEO 香田 哲朗
決算期
3月
直近業績
売上高243億3600万円、営業利益57億円、経常利益52億700万円、最終利益13億4200万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3932
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