清少納言登場の『FGO』が強い、5周年の『ドッカンバトル』も好調を維持…App Store売上ランキングの1週間を振り返る


2月10日~2月14日のApp Store売上ランキングの動きを振り返っていこう。

首位は、バンダイナムコエンターテインメントとアカツキ<3932>の『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』、コナミデジタルエンタテインメントの『プロ野球スピリッツA』、FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』が獲得した。

『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』は、今週も5周年の勢いをそのまま維持、首位陥落後もTOP3内にとどまり続けた。また『プロ野球スピリッツA』も好調だ。同タイトルでは「2019 ベストナイン&タイトルホルダー第2弾」が登場、その選手たちが登場する特別なスカウト「2019 ベストナイン&タイトルホルダーセレクション」を実施していることが首位回復の原動力になった。以降もTOP5に留まっており、安定して売り上げている。

そして『Fate/Grand Order』は、2月12日18時より、期間限定イベント「バレンタイン2020 いみじかりしバレンタイン ~紫式部と5人のパリピギャル軍団~」を開催、「バレンタイン2020ピックアップ召喚(日替り)」を開始で首位を奪還した。

イベントで活躍する期間限定サーヴァント「★5(SSR)清少納言」が新登場しており、SNSでも大きな話題になるなど、その人気を見せつけた。同タイトルは今週の平日4日間のうち2回首位を獲得している。

そのほか、新作タイトルでは、ブシロード<7803>が2月12日リリースした新作『ロストディケイド』が34位まで上昇したことや、DeNA<2432>の『逆転オセロニア』が4周年記念したキャンペーンで9位とトップ10入りを果たしたことも注目ポイントだろう。
 
 
■2月10日


2月10日9時現在のApp Storeの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、バンダイナムコエンターテインメントの『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』が首位をキープした。

トップ10圏内では、DeNA<2432>の『逆転オセロニア』が土曜日の120位から9位に一気に飛び込んできた。『オセロニア』は、4周年を記念したキャンペーンを開催中で、その中で4周年を記念した新キャラと3周年&2周年の記念キャラ、さらに強力キャラ<超駒><強駒>の中から厳選されたキャラが登場したプレミアムガチャ「4周年 超駒&強駒パレード」を2月8日18時より実施していることなどが売上を大きく伸ばす要因となっているようだ。
 
出所:AppAnnie


また、バンダイナムコエンターテインメントの『ONE PIECE サウザンドストーム』が土曜日の37位から12位まで急上昇し、トップ10に迫った。『サウスト』は、2月9日15時より、絆イベント「天空統べる恐怖の神」を開始するとともに、そのイベントガシャも開催しており、エネルのEX必殺技「神の怒り」の★5必殺技付きシーンカードが登場していることが順位を押し上げたもよう。
 
出所:AppAnnie


ほか、NHN PlayArtとドワンゴの『#コンパス 戦闘摂理解析システム』や、リベル・エンタテインメントの『A3!』などがトップ30に復帰した。

 
■2月12日
 

2月12日9時現在のApp Storeの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、コナミデジタルエンタテインメントの『プロ野球スピリッツA』が首位に立った。

『プロスピA』は、2月10日より、「2019 ベストナイン&タイトルホルダー第2弾」が登場しており、その選手たちが登場する特別なスカウト「2019 ベストナイン&タイトルホルダーセレクション」を実施していることが首位回復の原動力となったようだ。

また、ガンホー<3765>の『パズル&ドラゴンズ』が月曜日の29位から4位まで急浮上してきた。『パズドラ』は、2月10日より、『妖怪ウォッチ ワールド』とのコラボ第2弾を開始(関連記事)しており、新たに「ラストブシニャン」や「大ガマ」「土蜘蛛」「バニー・ミント」「コマみ」「USAピョン」がコラボキャラとして登場していることが順位を押し上げたもよう。
 
出所:AppAnnie


ほか、トップ10圏内では、期間限定キャラ「シズル(バレンタイン)」がプライズガチャとプラチナガチャに2月10日12時より再登場(関連記事)したCygamesの『プリンセスコネクト!Re:Dive』が前日の33位から9位に急上昇した。
 
出所:AppAnnie



 
■2月13日


2月13日9時現在のApp Storeの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』が首位に立った。

『FGO』は、2月12日18時より、期間限定イベント「バレンタイン2020 いみじかりしバレンタイン ~紫式部と5人のパリピギャル軍団~」を開催するとともに、「バレンタイン2020ピックアップ召喚(日替り)」を開始(関連記事)しており、イベントで活躍する期間限定サーヴァント「★5(SSR)清少納言」が新登場していることが首位回復につながったようだ。
 
出所:AppAnnie


また、トップ10圏内では、バンダイナムコエンターテインメントの『ドラゴンボール レジェンズ』が前日の274位から7位、miHoYoの『崩壊3rd』が同じく224位から10位に飛び込んできた。『DBレジェンズ』は、『ドラゴンボール ファイターズ』から「人造人間21号:悪」がSPARKINGキャラクターとして参戦したガシャ「LEGENDS STEP-UP HUNGRY MONSTER」を2月12日のメンテナンス終了後より開始していることが順位を押し上げたもよう。
 
出所:AppAnnie


一方、『崩壊3rd』は、2月12日のメンテナンス終了後より、限定補給にS級戦乙女の「雲墨丹心」が登場(関連記事)していることが売上を大きく伸ばす要因になったものと思われる。
 
出所:AppAnnie


ほか、ガンホー<3765>の『ラグナロク マスターズ』や、バンダイナムコエンターテインメントの『ガンダムブレイカーモバイル』などがトップ30に復帰した。


 
■2月14日


2月14日9時現在のApp Storeの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』が首位をキープした。

続く2位にはスクウェア・エニックスの『ドラゴンクエストウォーク』が前日の7位から上昇してきた。『DQウォーク』は、2月13日より、イベント「あくま大王襲来 後編」を開始するとともに、新スキル「デーモンハント」を習得する★5「冥獣のツメ」などが新登場した「冥獣装備ふくびき」を開始しており、売上を伸ばす形になっているようだ。
 
出所:AppAnnie


また、トップ10圏内では、同じくスクウェア・エニックスの「ドラゴンクエスト」関連タイトル『星のドラゴンクエスト』が前日の31位から8位に急上昇してきた。『星ドラ』は、新そうび「魔界神のつるぎ」と「銀のタロット」が登場した宝箱ふくびきとステップアップふくびきが2月14日0時より登場していることが順位を押し上げたもよう。
 
出所:AppAnnie


ほか、現在はまだトップ30圏外ではあるが、ブシロード<7803>が2月12日にリリースしたばかりの新作『ロストディケイド』が34位まで上昇し、トップ30を視野にとらえてきた。このままトップ30入りを果たすことになるのか、引き続きその動向が注目されるところ。
 

 
出所:AppAnnie