【ゲーム株概況(3/26)】外出自粛要請による巣ごもりニーズでカプコンが健闘 『ヒプマイARB』リリース通過でオルトプラスは目先材料出尽くしに

3月26日の東京株式市場では、日経平均は4日ぶりの反落となり、前日比882.03円安の1万8664.60円で取引を終えた。東京都が週末の外出自粛要請を行い、それが周辺自治体にも波及していく流れとなったことで、新型コロナウイルスによる経済への影響に対する懸念があらためて広がる形となった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、全体的に売り優勢の展開となる中で、カプコン<9697>が3日続伸したほか、任天堂<7974>とコーエーテクモHD<3635>もプラス圏を維持した。首都圏の外出自粛による巣ごもりでのゲーム株へのニーズがあらためて意識されたようだ。

半面、オルトプラス<3672>が7日ぶりに大幅反落し、この日の東証1部の下落率2位となった。オルトプラスは、『ヒプノシスマイク -Alternative Rap Battle-』のリリースが通過し、目先の材料が出尽くしたとみた売り物に押される展開となったもよう。

ほか、ドリコム<3793>やケイブ<3760>、ガーラ<4777>などの下げがきつく、前日にストップ高を演じたギークス<7060>とブシロード<7803>も大幅反落した。


■関連銘柄
株式会社オルトプラス
http://www.altplus.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社オルトプラス
設立
2010年5月
代表者
代表取締役CEO 石井 武
決算期
9月
直近業績
売上高43億8700万円、営業損益5億5600万円の赤字、経常損益5億2200万円の赤字、最終損益4億2000万円の赤字(2023年9月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3672
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