アリババ、新型コロナウィルスの影響を受けた企業や教育機関への支援として「DingTalk(ディントーク)」のLite版をリリース



アリババグループは、4月9日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的な拡大に伴って影響を受けている地域の企業や教育機関を支援するため、企業向けコミュニケーションとモバイルオフィスサービス「DingTalk(ディントーク、中国語:釘釘)」のLite版を発表した。

Lite版では、ビデオ会議やオンライン授業のライブ配信に対する需要に応える形にて、従来製品からオンライン・コミュニケーションに焦点をあてたサービスとなる。300人以上が同時に参加できるビデオ会議機能、最大1,000人が参加できる高精細ライブ配信機能、写真や映像の共有機能、ベーシックな1対1のチャット機能などが提供されており、日本語、英語、中国語(繁体字)に対応。日本、マレーシア、シンガポール、香港、マカオのユーザー向けに提供されている。

また、DingTalk(Lite版を含む)では、日本のユーザー向けのDingTalkを利用したリモートワークに関するQA集「DingTalkリモートワークガイド」や、教育機関の円滑なオンライン授業の準備・実施をサポートするマニュアルも公開されている。