個人開発のTakezo、「x8studio」をiOS向けに配信 気軽にゲーム開発やプログラミングを楽しめるアプリ


個人開発のTakezoは、小さな架空のマシンとそのゲーム開発環境がセットになったiOS向けアプリ「x8studio」(エックスエイトスタジオ)の配信を開始した。

. 架空のマシンとゲーム開発環境
x8studioには小さな機能にデザインされた架空のマシン「x8」(エックスエイト)とそのゲーム開発環境が含まれている。x8の制限されたマシンスペックは誰でも気軽にゲーム開発やプログラミングを楽しめるように工夫されている。

【x8マシンの仕様】
・表示: 128x128、16色固定パレット
・サウンド: 4ch、簡易シンセ
・入力: 8ボタン
・プログラム言語: Lua 5.3
・スプライト: 256(8x8スプライト)
・マップ: 128x128(8x8チップ)
・オーディオ: 32Sfx

2. 小さな画面のスマートフォンを考慮したUI
タッチする手が被らないように下から順に配置されたボタンや、細かなポインティングを可能にするタッチカーソルなど、画面が小さなスマートフォンでも操作ができるように工夫されている。

3. プログラミングの作成環境
Codeエディタを利用してプログラムを記述することができる。プログラミングにはアプリ独自の画面キーボードまたは外部キーボード入力を利用でき、簡単なコード補完もサポートしている。プログラミングに利用するLua言語はシンプルで覚えやすい言語仕様でありながら、いろいろなプログラミングの考え方(プログラミングパラダイム)をサポートし、かつ高速なスクリプト言語。

4. グラフィックスとサウンドの作成環境
GfxエディタやMapエディタを利用していわゆるスプライトやマップを作成できる。Sfxエディタを利用してレトロなチップチューン風のサウンドエフェクトを作成できる。専門知識がなくても波形、ピッチ、ボリュームなどをタッチで直感的に設定できる。
※Gfxエディタ、Mapエディタ、Sfxエディタの利用にはサブスクリプションが必要。

5. ゲームのテストと実行環境
Debugモードでは開発用のログ出力やプログラムエラーを確認したり、エラーの場所へジャンプしたりすることもできる。出来上がったゲームは架空のマシンを模したRunモードでプレイできる。

6. 同梱サンプル
サンプルとしてすぐに遊べる簡単なシューティングゲーム、アクションパズルゲーム、チュートリアル的なプロジェクトなどが同梱されている。



◆アプリ概要
・名称: x8studio
・配信開始日: 2020年4月9日
・価格: アプリは無料、サブスクリプションは最初の2週間無料で以降 200円/月
・対応機種: iOS 12.0以降のiPhone、iPad、およびiPod touchに対応
・App Store: https://apps.apple.com/jp/app/id1483337008