​OBC、個別原価管理の入力・配賦作業を自動化しプロジェクト収支を短時間で把握できる『勘定奉行クラウド[個別原価管理編]』を発売



オービックビジネスコンサルタント(OBC)は、 個別原価管理を実現する機能をクラウド会計システム「勘定奉行クラウド」に追加し、 プロジェクト収支の把握を格段に速くする『勘定奉行クラウド[個別原価管理編]』を4月27日から発売した。

個別原価管理は、 安定した企業経営を行うために非常に重要な業務。 しかし、 実際には業務を行う経理担当者にとって業務上の負担が非常に大きいため、 多くの企業で実現できていない実態がある。

これは、正確な個別原価管理を行うためには、 直接費を費目・プロジェクトごとに分けて細分化して入力したり、 間接費をさまざまな条件で複数のプロジェクトに配賦しなければ正確に個別原価を把握できないなどの管理上の特性があるためだ。

しかし、 これらの管理を実現するには、 最終的に伝票を細かくデータ入力をする必要があり、 膨大な手間と時間がかかるため、 実現が難しい現実がある。

OBCでは、このような個別原価管理の業務の実態を踏まえ「データの入力作業」に着目し、 Excelなどで管理されているプロジェクトごとの直接原価の情報を利用して仕訳伝票の起票を自動化できる機能を開発した、としている。