エイベックス、Vobile JapanとNexToneとブロックチェーンとAI技術を活用した次世代の著作権管理の実証実験

エイベックス・テクノロジーズは、4月23日、Vobile Japan(ヴォバイルジャパン)、NexTone<7094>と、ブロックチェーンとAI技術を活用した次世代の利用楽曲特定および音楽著作権管理システムの構築を目的とした基本合意書を締結したことを発表した。

昨今、コンテンツが多様化することにより、音楽著作権の利用特定並びに管理が複雑化している。また、音楽著作物の演奏利用においては、日々発生する膨大な利用データの処理について、人手を使った著作権管理手法だけでは十分な管理が行えない課題もあり、より透明性高く、より確実に権利元へ還元できる仕組みが求められている。

このような背景を踏まえ、エイベックス・テクノロジーズが持つデジタルコンテンツに関する権利の記録・分配を行うためのブロックチェーン技術「Atrust(エートラスト)」と、Vobile Japanが持つ動画・静止画・音声等を識別するためのAI技術「MediaDNA(メディアディーエヌエー)」を活用した実証実験をNexToneも含め3社にて実施する。

エイベックス・テクノロジーズは、「IPを生み出し、共創し、守り、届けるためのテクノロジーを開発し提供する」というビジョンのもと、自社のみならず国内外のIPが安心して流通できる社会を目指しており、今回の実証実験もこの活動の一環として進めていくとしている。
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