ソニー、20年3月期の営業利益は5.5%減の8454億円…ゲーム事業と音楽事業が苦戦

ソニー<6758>は、本日(5月13日)、2020年3月期の連結決算(米国会計基準)を発表し、売上高及び営業収入8兆2598億円(前の期比4.7%減)、営業利益8454億円(同5.5%減)、税引前利益7994億円(同21.0%減)、最終利益5821億円(同36.5%減)と減収減益となった。

カメラなどのイメジーセンサーなどを扱うイメージング&センシング・ソリューション分野が好調だったものの、次世代機を控えていることもあり、ゲーム事業を展開するゲーム&ネットワークサービス分野が苦戦した。また音楽分野も減益要因になったとのこと。

 


イメージング&センシング・ソリューション分野の大幅な増収などがあったものの、エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション分野及びゲーム&ネットワークサービス分野の大幅な減収があったため、としている。

また、営業利益については、イメージング&センシング・ソリューション分野で大幅な増益があったが、音楽分野とゲーム&ネットワークサービス分野での減益が響いたとのこと。

なお、ゲーム&ネットワークサービス分野の売上高及び営業収入は、前の期比13.7%減の1兆9197億円、営業利益が同23.4%減の2384億円だった。デジタルソフトウェア・アドオンコンテンツが8.3%減の1兆0102億円、ネットワークサービスが3.3%増の3372億円、ハードウェア・その他が28.1%減の5721億円だった。

続く2021年3月期の業績予想については未定。新型コロナウイルス感染拡大の影響により、現時点で合理的な算定が困難であるため、と説明している。
ソニーグループ株式会社
https://www.sony.com/ja/

会社情報

会社名
ソニーグループ株式会社
設立
1946年5月
代表者
代表執行役会長CEO 吉田 憲一郎/代表執行役社長COO兼CFO 十時 裕樹
決算期
3月
直近業績
売上高及び金融ビジネス収入11兆5398億3700万円、営業利益1兆2082億600万円、税引前利益1兆1803億1300万円、最終利益9371億2600万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
6758
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