【ゲーム株概況(6/11)】任天堂とカプコン、コーテクHDが高値更新 国内証券が目標株価引き上げのgumiもしっかり DLEは9日ぶりに大幅反落

6月11日の東京株式市場では、日経平均は大幅反落し、前日比652.04円安の2万2472.91円で取引を終えた。目先の過熱感の高まりに加え、為替が1ドル=106円台まで円高方向に振れたことや、米FOMC(連邦公開市場委員会)で金融緩和を長期にわたり続ける方針を示されたことも市場の心理を冷やす要因となった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、任天堂<7974>やカプコン<9697>、コーエーテクモHD<3635>が年初来高値を更新するなど大手ゲーム株の一角が買われた。

また、ネクソン<3659>やgumi<3903>、Aiming<3911>などもしっかり。gumiは水戸証券が投資判断「B+」を継続し、目標株価を930円から1300円に引き上げたことなどが評価材料となっているようだ。

半面、オルトプラス<3672>やモブキャストHD<3664>、アエリア<3758>などが売られ、ここまで8連騰してきたDLE<3686>は大幅反落した。

ほか、ミクシィ<2121>やコロプラ<3668>、グリー<3632>など主力株もさえない動きが目立った。


■関連銘柄
株式会社gumi
http://gu3.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社gumi
設立
2007年6月
代表者
川本 寛之
決算期
4月
直近業績
売上高160億0900万円、営業利益4億4700万円、経常損益1900万円の赤字、最終利益4億4500万円(2023年4月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3903
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