スクエニの出版事業、売上高41%増の54億円、営業益84%増の23億円 「マンガUP!」と電子書籍大幅増 『無能なナナ』と『魔王学院の不適合者』が人気に

スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>は、この日(8月6日)発表した第1四半期(20年4~6月)決算で、出版事業の業績が売上高54億6600万円(前年同期比で41.1%増)、営業利益23億4800万円(同84.5%増)と大幅増収・増益となったことを明らかにした。直近の決算でも、電子書籍各社の好決算が相次いでいるが、同社も好調のようだ。

同社によると、マンガアプリの「マンガUP!」や電子書籍などデジタル媒体での販売が大幅に増加したことに加え、紙媒体での販売も好調に推移だった。「マンガUP!」と「ガンガンpixiv」「ガンガンONLIE」を主要媒体とし、『無能なナナ』と『魔王学院の不適合者 ~史上最強の魔王の始祖、 転生して子孫たちの学校へ通う~』が人気を博したという。

 
株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
https://www.hd.square-enix.com/jpn/

会社情報

会社名
株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
設立
1975年9月
代表者
代表取締役社長 桐生 隆司
決算期
3月
直近業績
売上高3432億6700万円、営業利益443億3100万円、経常利益547億0900万円、最終利益492億6400万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9684
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