マイネット<3928>の上原仁社長は、第2四半期の決算説明会で、2020年4~6月のゲームの市場規模を独自集計し、過去3年と比較して大幅に拡大したとの見方を示した。上のスライドは、1月を「1」として、その後の推移を示したグラフだ。1よりも高ければ1月よりも高い水準にあり、1未満であれば逆であることを示す。
例年、1月が最も高く2月から低下しはじめ、年末にかけて上がっていくパターンが多いのだが、今年に限っては自粛期間に入った3月から伸び始めており、5月と6月にいたっては、1月に比べて2割ほど高い水準にあるという。例年とは全く違った状況にある。
これは各所で指摘されているように、新型コロナ拡大に伴う巣ごもり消費のポジティブな影響を受けたものだが、「直近のゲーム企業で好決算が多いが、この市場の状況が一定反映されたものだ。当社もその恩恵を受けた」(上原社長)という。
ただ、マイネットでは、昨年から実施してきた、リカバリープランの実施を経て、事業マネジメントとKPI刷新により売上回復に成功したタイトルがあるとのこと。新型頃名前である2019年10月もしくは11月をそこに回復し、移管後、最高記録を更新したタイトルが複数あるそうだ。
会社情報
- 会社名
- 株式会社マイネット
- 設立
- 2006年7月
- 代表者
- 代表取締役社長 岩城 農
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高87億1700万円、営業利益1億6800万円、経常利益1億2500万円、最終利益1億4300万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3928