セプテーニ、AIによる広告効果予測を活用して検索連動型広告テキストを制作するソリューションツール「Odd-AI for Search」を開発


セプテーニは、AIによる広告効果予測を活用し、検索連動型広告テキストを制作するソリューションツール「Odd-AI for Search(オッド アイ フォー サーチ)」を開発し、運用を開始した。

検索連動型広告では、広告効果を最大化するために、広告の推定クリック率や広告と検索クエリとの関連性、ランディングページの品質といった要素からなる「広告の品質」を高めることが重要とされている。しかし、数億を超える膨大な検索クエリに対して、人力で常に品質の高い広告を制作し続けるのは困難になっているという課題があった。

セプテーニではこれまでも、東京大学 大学院情報理工学系研究科 山崎俊彦准教授の研究室との共同研究により、過去の膨大な運用型広告の配信実績をもとに、ディープラーニングを活用し広告クリエイティブのCTR(Click Through Rate:クリック率)を事前に予測し、CTRに起因する要素を可視化する要因解析機能を搭載した広告クリエイティブソリューションツール「Odd-AI」を運用してきた。この技術を活用し、この度新たに検索連動型広告テキストに特化し、精度の高い効果予測機能を搭載した「Odd-AI for Search」を開発した。

本ツールにより推定クリック率の高い広告テキストを優先的に配信することが可能になるとともに、人による仮説設計とAIによる定量分析を掛け合わせることで、より確度の高い広告テキストを制作することができる。

今回実施した先行テストでは、通常の制作プロセスによる広告テキストと、「Odd-AI for Search」を活用し制作した広告テキストを比較検証した結果、CTRは約1.15倍、広告配信量は約1.51倍になった。

セプテーニでは今後も、より効率的な広告運用を目指し、「人」×「テクノロジー」を通じた質の高いマーケティング手法の開発・提供により、企業のマーケティング活動における課題解決を図っていく。
株式会社セプテーニ
http://www.septeni.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社セプテーニ
設立
2006年10月
代表者
代表取締役社長 清水 雄介/代表取締役 神埜 雄一
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