DeNA、介護事業所に向けた感染防止対策の相談・質問に対応する問い合わせチャットボットサービスの運用を開始


ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>は、介護保険サービス等に従事する看護職・介護職に向け、新型コロナウイルス感染症対策等の相談・質問に対応するチャットボットサービスの導入支援を実施した。

本サービスは公益社団法人日本看護協会および一般社団法人日本介護支援専門員協会が厚生労働省の補助金を受けて実施する「介護事業所の感染防止対策のための相談・支援事業」の一環で実施するもので、それぞれの協会公式ホームページ内にて、9月23日より試験的に提供を開始した。

<以下、プレスリリースより>

【背景】
新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、在宅や介護施設で高齢者の生活と療養を支える看護職・介護職や、サービスを調整する介護支援専門員の皆さんは、日々現場で様々な対応・対策に追われています。

感染者を受け入れる医療機関だけでなく、訪問看護や訪問介護、デイサービス、介護施設等のすべての現場で職員の皆さんは「自施設でとっている感染予防策が正しいかどうか」、「感染対策をしながらサービスを継続するためにどうすればいいか」といった疑問や不安を抱えながら、ご利用者の健康と安全を守る取組みを続けています。

こうした疑問・不安に対し、日本看護協会をはじめとする職能団体や関連学会ではメールや電話による相談対応を行ってきましたが、平日・日中限定であったり回答に時間を要したりするため、日々多忙な介護事業所の皆さんにはアクセスしづらい面もあり、現場で感じた疑問等を随時相談できる窓口の設置が課題となっていました。

【内容】
介護事業所で働く看護職・介護職への相談支援体制の充実を目指し、日本看護協会( https://www.nurse.or.jp/ )および日本介護支援専門員協会( https://www.jcma.or.jp/ )は、令和2年度厚生労働省介護保険事業費補助金により「介護事業所の感染防止対策のための相談・支援事業」を実施します。

本事業の一環として、都合の良い時間に気軽にアクセスして感染対策の知識が得られるチャットボットを両協会のホームページに設置するにあたり、DeNAは両協会と業務提携のもと、チャットプラス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 西田省人)のチャットボットサービス「チャットプラス」( https://chatplus.jp/ )の導入を無償で実施しました。

2020年9月23日(水)より試験的に提供を開始しており、両協会の公式ホームページ上でどなたでもチャットボットサービスを利用することが可能です。

看護職・介護職や介護支援専門員の皆さんが日々の現場対応の中で直面する様々な疑問・質問に対し、迅速な解決へ繋がるよう両協会と連携し、引き続きアップデートを行い、サポートを行っていきます。

今回のチャットボットの導入により、現場の皆さんが都合の良いタイミングで気軽に利用し、疑問の解消や必要な知識を得られるツールとして活用され、現場でのよりスムーズで効果的な対応・対策に繋がることを目指します。

【三宅邦明氏よりコメント】
「Delight and Impact the World(世界に喜びと驚きを)」をミッションに掲げるDeNAでは、withコロナの時代においても、社会や皆さまの生活の変化に寄り添ったDelightを届けられるよう取り組んでおります。DeNAのミッションの下に総合インターネット企業だからこそ可能な様々な手法を駆使することで、社会に貢献することを目指しております。

そして、この未曽有の状況に打ち克つためには、企業活動に限らず産官が力を合わせることも重要です。この度のチャットボットサービスの導入支援は、DeNAとしても直接的に新型コロナ対応に携わる看護職・介護職および介護支援専門員の皆さんのサポートに繋がる初の取り組みとなりました。

DeNAでは、今回のチャットボットサービスの導入支援に引き続き、多岐にわたる領域の事業を展開する総合インターネット企業として、長期伴走型のスタンスで、社会への貢献および新型コロナウイルスの対応に携わる皆さんを応援・サポートしてまいります。

株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
https://dena.com/jp/

会社情報

会社名
株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
設立
1999年3月
代表者
代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
決算期
3月
直近業績
売上収益1349億1400万円、営業利益42億0200万円、税引前利益135億9500万円、最終利益88億5700万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
2432
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