【レビュー】日向坂46を題材にした新作アプリゲーム『ひなこい』をプレイ…メンバーたちと一緒に部活や恋――全力で青春できる夢の作品

 
10ANTZ<テンアンツ>は11月18日、スマートフォン向けアプリ『ひなこい』をリリースした(関連記事)。
 
本作は女性アイドルグループ「日向坂46」を題材にし、そのメンバーたちが実際にゲーム内の登場人物として登場する恋愛コミュニケーションRPG。配信されるや否やセールスランキングTOP10近くに食い込み、11月中に90万ダウンロードを突破するなど、盛り上がりを見せている。本稿ではそんな本作をシステムやストーリーなど、魅力的な点をまとめつつプレイレビューをお届けする。

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■夏の香りを感じながら、日向坂46と全力で青春する

 
本作の舞台となるのは、東京から片道2時間に田舎にある日向坂高等学校。ここに転校してきた主人公であるプレイヤーは、ひょんなことから結成されたアイドル部の一員になる。個性豊かな日向坂メンバーたちと共に、なんてことのない日常や、降りかかる問題を乗り越えていく姿が描かれる。

日向坂メンバーたちは、主人公の同級生や下級生として登場。様々なシチュエーションで出会い同じ時間を過ごしながら、お互いの親交を深めていく。
 


▲メインストーリーでは、メンバーたちがアイドル部へ集っていき、それぞれの夢へ向かって成長していく姿を、主人公である自分の立場で体験できる。時には、実際に撮影されたムービーが流れるタイミングも。
 

▲ユーザー名とは別に主人公の氏名・ニックネームを決められるなど、ストーリーへの没入感が高くなるように配慮されている。
 
メインストーリーは後述する「部活」を攻略すると徐々に解放されていく。続きが気になる終わり方をするパターンが多く、さらに読み終えるとアイテムがゲットできるため、ついつい攻略を早々に進めてしまいたくなるだろう。
  


▲個性溢れる日向坂メンバーはもちろん魅力的だが、彼女らをさらに引き立てているのがUIデザインだと感じた。世界観にあったポップで可愛らしい造形とフォント、ライトトーンの色調からは、彼女たちと送る淡い青春を感じられる。
 

■集めたメンバーたちを編成して、部活をこなしていく

 
本作のゲームパートの「部活」では、ひな写というカードで5人一組のユニットを編成して挑むことになる。先生や生徒などを相手にアピール(攻撃)して、すべてのターゲットのゲージを0にすればクリアだ。逆にターゲット側も攻撃してくるので、すべてのメンバーのHPが0になると敗北してしまう。
 


▲ひな写を集めて、強力なユニットを編成しよう。ひな写では、様々なシチュエーションの日向坂メンバーを見られる。また同じメンバーでも、種類によって性能・属性が異なり、アイテムを使用して強化していくと新しいスチルやボイスが解除されていく。
 

▲倍速や完全オートモードのほかに、スキップチケットも用意されていて、周回作業は非常に楽。ゲームに不慣れなプレイヤーでもストレスなくプレイできる。
  
【様々な効果を発揮する、多種多様なスキル】
基本的にはユニットは自動的にターゲットにアピールするが、ゲージがマックスになると行えるメンバーとのコミュニケーションを取って、強力なスキルを発動できる。しかし各メンバーにはテンションがあり、低いとスキル発動が失敗してしまうことも。その場合は休ませてあげて、テンションを上げる必要がある。
 


▲それぞれのカードが持つスキルは強力な攻撃や回復、バフ付与など多彩だ。また、自動で発動するオートスキルも存在し、カードのレベルを一定まで上げると新しいものが解除される。
 
【得意属性を合わせて、効率的にターゲットにアピールする】
ひな写には歌・ダンス・バラエティ・知識の4つの属性があり、必ず得意な属性がひとつ決まっている。メンバーは、ステージに登場するターゲットと同じ属性で攻撃するので、得意な属性を合わせて編成すれば、効率的にターゲットにアピールできる。
 


▲ステージを選択する前に、ターゲットの総合力や属性は確認できるので、それに適した編成を心がけよう。
 

■メンバーとの仲良しレベルを上げて、ドキドキな恋愛ストーリーを体験

 
メンバーと部活をこなしていくと仲良しレベルが上昇していき、一定に到達するごとに恋愛ストーリーを進行できるようになる。ここでしか見られないメンバーとのドキドキな体験ができるのですぐに続きが読みたくなってしまうが、好みのメンバーと一緒に部活をクリアして、じっくり仲良くなっていこう。また特定のひな写を強化すると、新たなスチルや録り下ろしボイスを聞くことも可能だ。
 


▲恋愛ストーリーは他愛ない会話から始まり、徐々に仲良くなっていく過程を楽しめる。時にはムービーを閲覧できるタイミングも。
 
部活をクリアすると、参加したメンバーから放課後イベントに誘われることがある。ここでしか見られないストーリーを体験できるほか、恋愛ストーリーの解放に必要になる恋の鍵がゲットできる。1日5回までの回数制限があるので、一緒に放課後を過ごすメンバーは慎重に選ぼう。
 


▲放課後イベントの内容は、なんてことのない会話が多い。しかしメンバーたちと過ごす日常体験は、ファンにはたまらないものに仕上がっているだろう。
 
誰でも遊びやすくじっくりと進められるゲームシステムと、日向坂メンバーたちの魅力を最大限に引き出せているストーリーが相まって、ファンにはたまらない作品に仕上がっている。推しのメンバーが出演している人はもちろん、日向坂46を知らないという人にも、入る取っ掛かりとしてオススメできるゲームになっているだろう。本稿を読んで気になった人は、是非一度インストールして遊んでみてほしい。
 
 
(文 ライター:寺村一也)

 
■『ひなこい』

 

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会社名
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設立
2013年7月
代表者
代表取締役 髙澤 真
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