【ゲーム株概況(12/10)】メディア工房が連日のS高 外資が新規カバレッジのカプコンも買われる 前日S高のエディアは大幅反落

12月10日の東京株式市場では、日経平均は反落し、前日比61.70円安の2万6756.24円で取引を終えた。前日の米国市場安を受けて朝方から売り物が先行した。ただ、指数寄与度の高いソフトバンクグループ <9984> が、MBO(経営陣が参加する買収)の思惑により大きく買われたことで、下げ幅が縮小した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、メディア工房 <3815> が連日のストップ高となるなど、思惑先行で買いが膨らんだ。

また、カプコン <9697> やコーエーテクモHD <3635> 、セガサミーHD <6460> など大手ゲーム株の一角が買われた。カプコンは、CLSAグループがレーティングを新規「Buy」、目標株価を7700円としたことが市場の買い材料となっているもよう。

ほか、マーベラス <7844> も高く、ミクシィ <2121> やコロプラ <3668> などもしっかり。

半面、カヤック <3904> やギークス <7060> が売られ、バンク・オブ・イノベーション <4393> は5日ぶりに急反落した。

前日12月9日に子会社ティームエンタテインメントがテンセントグループと音楽配信で提携すると発表し、ストップ高していたエディア <3935> は大幅反落した。


■関連銘柄
株式会社カプコン
http://www.capcom.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社カプコン
設立
1983年6月
代表者
代表取締役社長 最高執行責任者 (COO) 辻本 春弘
決算期
3月
直近業績
売上高1259億3000万円、営業利益508億1200万円、経常利益513億6900万円、最終利益367億3700万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9697
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