ファルコム、クラウディッドレパードエンタテインメントへの販売が20年9月期で急増 KONAMI、SIEに次ぐ3番目の取引先に

日本ファルコム<3723>の前期(2020年9月期)の決算において、クラウディッドレパードエンタテインメント(CLE)との取引実績が3億2000万円と伸びたことがわかった。前の期は10%未満だった。売上に占める割合は12.8%となり、コナミデジタルエンタテインメント(KONAMI、34.7%)、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE、20.7%)に続く3番めの取引先となっている。

CLEは、主にゲームコンテンツのローカライズを行い、グローバルパブリッシングを行っている会社だ。

この期は、「英雄伝説 零の軌跡 Evolution」「英雄伝説 碧の軌跡 Evolution」「イース セルセタの樹海:改」「イースⅨ -Monstrum NOX-」の繁体字版と韓国語版をCLEを通じて販売したようだ。日本ファルコムのライセンス部門の売上高が自社販売を上回る規模となっており、今後もけん引役として期待される。

 
相手先 金額 割合
KONAMI 8億6600万円 34.7
SIE 5億1600万円 20.7
CLE 3億2000万円 12.8
日本ファルコム株式会社
http://www.falcom.co.jp/

会社情報

会社名
日本ファルコム株式会社
設立
1981年3月
代表者
代表取締役社長 近藤 季洋
決算期
9月
直近業績
売上高25億3300万円、営業利益14億6000万円、経常利益15億7300万円、最終利益10億2700万円(2022年9月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3723
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