ダイドー、特別感謝金の支給を決定 コロナ下における従業員の努力と成果に感謝 「鬼滅の刃」コラボとコスト管理で3Q営業60%増益

ダイドーグループホールディングス<2590>は、子会社ダイドードリンコとダイドービバレッジサービス、ダイドービジネスサービスの全従業員2400名に一律で5万円の特別感謝金を支給することを決定した(勤続1年未満は一律3万円)。支給日は3月26日。

主力の自販機ビジネスで、感染予防策を徹底しつつ、商品の安定供給に努めた一方、新規設置促進と引上げ抑止の営業活動により、自販機設置台数は増加傾向を維持するなど、「新たな働き方」による生産性向上効果とともに、国内飲料事業の基盤強化と業績回復に向けた着実な成果も見えはじめているという。

同社では、このような厳しい環境下における従業員の努力と成果に感謝の意を表し、労をねぎらうため、特別感謝金を支給することにした、としている。

なお、同社は、「鬼滅の刃」コラボ効果によるコーヒー飲料の記録的な売上と、コストコントロールが効いたことで、2021年1月期の第3四半期決算で、営業利益が前年同期比60.7%増の63億7700万円を達成した。