【連載】アプリ広告の費用対効果を向上させる「A A A・自動アプリ広告」の今とは(提供:Facebook Gaming)

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(本稿はFacebook Gaming の提供による記事なります)


 我々、Facebook Gamingは、Facebookの中でゲーム業界に特化した組織です。世界各国・ゲーム会社様のスマホゲームやコンソールゲームのマーケティングを、Facebook広告を活用したプロモーションはもちろん、様々なツールやスキームを活用した全体的なマーケティング支援を行っております。

また、弊社では積極的にゲームマーケターのためのコミュニティを形成し、これまでの世界各国での成功事例の共有や、さまざまなレポート提供しております。

今回の記事ではFacebook Gamingが提供している「アプリインストール広告」の中から自動アプリ広告に関する取り組みについてご紹介していきます。
( Facebook Gaming クライアントソリューションマネージャー 上村絢子 )

 

■「A A A・自動アプリ広告」がどのようにゲームに役に立つのか

 
アプリ広告のキャンペーンに投資するからには、ゲームとビジネスの成長は確実に実現したいものです。しかし、広告のパフォーマンスは変動しやすいものです。多くの場合、ビジネスを成長させながらパフォーマンスを維持するのは難しいことですし、キャンペーンを数多く実施するのはそれだけでも管理が大変になる作業です。
 
Facebookは2012年にアプリインストール広告を導入しました。これを皮切りに、広告主が広告で最適なパフォーマンスを達成して継続的な成長を推進できるようにする広告ソリューションやツールを作成するための継続的な取り組みが実現できるようになりました。
 
A A A(Automated App Ads)こと「自動アプリ広告」は、昨今の広告主に向けて強力な機械学習を基盤に開発されたものです。ゲームをローンチして成長させるうえでの複雑な課題を解決するために作成されました。

自動アプリ広告は、規模を問わず、広告の規模拡大とパフォーマンスの維持を通じて成長させたいどのゲームにも利用ができます。ビジネスとして重視する成果をさらに伸ばし、キャンペーンとクリエイティブを効率的に管理したい場合に便利です。

ここではゲーム会社の事例を交えつつ、自動アプリ広告のメリットについて紹介していければと思います。 
 

■パフォーマンスを持続しながらキャンペーン規模を拡大する


予算を拡大する際には、機械学習と自動化が、キャンペーンのパフォーマンスを将来にわたり持続するよう支援してくれます。U LEADER TECHNOLOGYは、初期のテストで自動アプリ広告を利用してゲーム「MU: Across Times」の販売拡大を目指しました。

その結果、キャンペーンのパフォーマンスを維持しながらも、通常のアプリ広告キャンペーンと比べて、登録の単価を12%下げるとともに、インストール数が1.4倍とすることができました。
 

キャンペーンに自動アプリ広告を使うことで、チームメンバーの時間を大幅に節約しながらパフォーマンスを維持できました。パフォーマンスの変動を最小限に抑えられたので、キャンペーンのモニタリングにあまり時間を割かずに済みました。

良質なクリエイティブは効果の持続期間が長く、クリエイティブを入れ替える頻度を低く抑えられます。アカウント構造がシンプルで、ターゲット設定について細かい戦略を立てる必要も少なくなりました。

ー U LEADER TECHNOLOGY グローバルパブリッシングマネージャ Della Lee氏

 

■パフォーマンスの高いクリエイティブを自動的にテストして配信


最大で50種類の画像や動画に、最大で5種類のテキストを組み合わせて提供します。ダイナミッククリエイティブ最適化は、組み合わせを自動的にテストしたうえでパフォーマンスの高い広告を配信します。


 

■ビジネスゴールへの最適化を、新しく改善された方法で実現

 
アプリのインストール、アプリイベント、価格最適化の実現を改善するモデルにより、結果の改善を推進します。購入などのダウンストリームイベントの価値とインストール数との両方を向上させたいと考える広告主には、新しい最適化である「アプリのインストールとイベント」がおすすめです。
 
これを使うと、単一のキャンペーン内において、アプリのインストールとアプリイベント(購入のみ)とのバランスをとることができます。
 
GameHouseでは、初期のテストにおいて「Delicious World」ゲームに自動アプリ広告を利用しました。これにより、通常のアプリ広告キャンペーンと比べて、インストール数は25%増加、購入の単価は40%低減、7日間ROASは2倍という成果を達成できました。

自動アプリ広告に移行したことで広告チームメンバーの時間が浮いたので、開発チームとの連携を深めるとともに、包括的な戦略の取り組みを進め、ゲームを楽しんでくれるプレイヤーを増やすことができました。
 

自動アプリ広告キャンペーンでは、他の多くの広告ネットワークよりも断然早く結果が出始めました。キャンペーン1日目からほぼ目標に近いところに到達することができたのです。CPIとCPAはテスト期間を通じて同レベルで安定しており、いきなり増減するようなこともありませんでした。

また、静止画像など活用されていなかった多くのクリエイティブがアプリの自動広告キャンペーンでもう一度活用できることもわかりました。キャンペーン作成にかかる時間を節約できたことは言うまでもありません。浮いた時間は、長期的な取り組みに充てることができます。

ーGameHouse ユーザー獲得マネージャ Anton Degtiarov氏

 

 ■リーチする人数と場所を増やす


App Store、国、最適化の目的を入力すると、機械学習はそれに基づいて価値ある利用者により多くリーチできます。自動配置を使うことで、Facebook、Instagram、Audience Networkにわたり、重視する利用者に向けて最小限のコストで広告を配信することができます。
 

 

 

■目標達成を効率よく実現

 
自動アプリ広告を使えば、シンプルな構成を使って、オーディエンスの重複を防ぐとともに、結果の達成に向けたキャンペーン数を減らすことができます。つまり、1つのキャンペーン、1つの広告セット、1つの広告というかたちです。キャンペーン作成が合理化され入力が少なくて済むということは、キャンペーンをより迅速に実施できるということです。

Rovioは自動アプリ広告の初期のテストで「Sugar Blast」ゲームの宣伝を行いました。従来の手動アプリ広告と同様の結果を、50%少ないキャンペーンで達成するとともに、7日間有料コンバージョンを33%向上させることができました。
 

自動アプリ広告が自立して機能してくれたおかげで、浮いた時間を高品質なクリエイティブ作成やテストに割くことができました。さらに、安定したROIを達成するとともに、通常の設定と同等の顧客保持も実現できました。
ーRovio、パフォーマンスマーケティング担当、Mikhail Bu-Shakra氏

 

テストを通じて、ビジネスゴールの達成に最適な戦略を決定

 
 自動アプリ広告が自社ビジネスに適しているかを判断するためには、まずA/Bテスト を実施して、自動アプリ広告を使ったキャンペーンと従来のアプリのインストールキャンペーンを重複なしで比較することです。

自動アプリ広告によるキャンペーンと通常のアプリのインストールキャンペーンに重複があって同じオーディエンスに配信された場合、機械学習の関連で自動アプリ広告が最適なパフォーマンスを出せない可能性があります。
 

■自動アプリ広告を始めるには?

 
自動アプリ広告を使い始める手順について、詳しくはヘルプセンターの記事をご覧ください。自動アプリ広告は「アプリのインストール」目的に使用でき、今後数か月で機能を拡張して展開される予定です。
 
Facebookはビジネスの成長を支援するソリューションやツールを提供することに尽力していきます。自動アプリ広告を使った次のステップは、アプリ広告のパフォーマンスを持続させることです。今後の取り組みにもどうぞご期待ください。

また、Facebook Gamingでは「ゲームローンチ戦略ガイド」を配布中です。入手いただくことで、新作ゲームの開発からリリースまでの適切なお手伝いができましたら幸いです。今すぐ無料でダウンロードできますので、よろしければ下記よりどうぞ。

ゲームローンチ戦略ガイド
今後も数回にわたってレポートやベストプラクティスを紹介していきたいと思いますし、詳細について気になる方はFacebook Gamingまでお問い合わせください。

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Vol.1 米英はハイパーカジュアルが活況…世界のゲームトレンドを読み解く「4大ゲームジャンル最新レポート」より

Vol.2 日本のストラテジーゲームユーザーはユーモアのある広告が好き?…「4大ゲームジャンル 最新レポート」より

Vol.3 RPGユーザーはキャラクターや世界観に没入できるプロモーションを好む…「4大ゲームジャンル 最新レポート」​より

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