バンナムHDの第3四半期のIP別売上高、プラモ好調で『ガンダム』7.8%増の676億円 『DB』や『ワンピース』も伸びる 『アイカツ!』は足元復調か

バンダイナムコホールディングス<7832>は、本日(11月6日)、2021年3月期の第3四半期の決算を発表するとともに、IP別売上高を開示し、『機動戦士ガンダム』が前年同期比で7.8%増の676億円と伸びた。プラモデルなどのハイターゲット層(大人層)向けの商品が、デジタルを活用した販売・マーケティング等が効果を発揮し、国内外で好調に推移したという。

『ドラゴンボール』が同3.2%増の907億円、『ワンピース』が9.4%増の278億円などの定番IPも好調だった。ワールドワイド展開しているスマートフォンゲームなどのネットワークコンテンツが好調だったほか、『ドラゴンボール』については家庭用ゲームのリピート販売も伸びた。決算短信でコメントはないが、『NARUTO』は同64.1%増の151億円と伸びた。

他方、『アイカツ!』が同41.7%減の14億円、『アンパンマン』が同17.9%減の64億円、『プリキュア』が同25.4%減の44億円、『ウルトマラン』が1.5%減の64億円などマイナスとなった。
 


ただ、『アイカツ!』については、上期では6億円と大きく落ち込んでいたものの、昨年12月10日より、『データカードダス アイカツプラネット!』の稼働がスタートしており、第3四半期は8億円、続く第4四半期は11億円となる見通しとなるなど、足元で復調の兆しがみられる。
 
株式会社バンダイナムコホールディングス
http://www.bandainamco.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社バンダイナムコホールディングス
設立
2005年9月
代表者
代表取締役社長 川口 勝
決算期
3月
直近業績
売上高9900億8900万円、営業利益1164億7200万円、経常利益1280億0600万円、最終利益903億4500万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7832
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