『ウマ娘』首位をひた走り譲らず、新作『僕のヒーローアカデミア ULTRA IMPACT』は11位で登場…App Store1週間


5月17日~21日のApp Storeの動きを振り返ろう。

この週もCygamesの『ウマ娘 プリティーダービー』が独走し、5日間首位を譲らなかった。同タイトルの今週の動きは「ピックアップ プリティーダービーガチャ」と「ピックアップ サポートカードガチャ」を開始した。それぞれ新たな育成ウマ娘「★3ナリタブライアン」とサポートカード「SSRサクラチヨノオー」「SRシーキングザパール」などが登場している。その他、新CMシリーズ第5弾「Heroes 記録と記憶を塗り替えろ。」篇の公開、5月19日より、レジェンドレース「vsウイニングチケット」を開催と勢いは衰えなかった。

今週ミクシィ<2121>『モンスターストライク』、NetEase『荒野行動』、miHoYo『原神(げんしん)』といったタイトルが2位を獲得、首位に迫った。

またバンダイナムコエンターテインメントの新作タイトル『僕のヒーローアカデミア ULTRA IMPACT』が5月19日にリリースとなった。21日に早くも11位にランクインした。本作は、お気に入りのヒーローたち育て、ヴィランの野望に立ち向かうバトルRPGとなっている。

非常に人気のあるIPタイトルであるだけに今後の動向に注目したいところ。

 
■5月17日


5月17日9時現在のApp Storeの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、Cygamesの『ウマ娘 プリティーダービー』が首位をキープした。

ランキングの動きが目立ったのは11位まで浮上してきたバンダイナムコエンターテインメントの『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』だ。一時は9位とトップ10圏内まで浮上している。『デレステ』は、5月16日15時より、「シンデレラフェス ノワール」を開催しており、初登場ノワール限定アイドルとしてSSレア「[トワイライト・ウサミン]安部菜々」が登場していることが売上に大きく寄与しているようだ。
 
出所:AppAnnie


また、ポケラボとブシロード<7803>の『アサルトリリィ Last Bullet』が土曜日の135位から24位まで急上昇してきた。『ラスバレ』は、5月16日12時より、イベントクエスト「漆黒の騎士と白の姫騎士」を開始するとともに、イベントの一場面を描いた★5メモリア「果断なる漆黒の騎士」「撃滅のブラックナイト」「優麗なる白の姫騎士」「不滅のホワイトナイト」の4枚が登場したイベントガチャを実施していることが順位上昇につながったもよう。
 
出所:AppAnnie


ほか、PUBGの『PUBG MOBILE』や、Playrix Gamesの『ガーデンスケイプ』などがトップ30に復帰した。


 
■5月18日


5月18日9時現在のApp Storeの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、Cygamesの『ウマ娘 プリティーダービー』の首位が続いた。

上位陣では、4位にPUBGの『PUBG MOBILE』が前日の23位から浮上してきた。『PUBG MOBILE』は、5月17日11時より、Royale Passシーズン19をスタートしていることに加え、開催中の「ゴジラvsコング」コラボのコラボアイテムとして、レベルアップ銃器スキン「AWM(GODZILLA)」などを「Survivorクレート」に追加していることなどが売上に貢献しているもよう。
 
出所:AppAnnie


また、スクウェア・エニックスとAiming<3911>の『ドラゴンクエストタクト』が前日の71位から6位に飛び込んできた。『DQタクト』は、5月17日11時より、「魔王オルゴ・デミーラSPスカウト」を開始しており、「ドラゴンクエストⅦ」に登場する万物の王「魔王オルゴ・デミーラ」がSランクキャラクターとして出現していることが順位上昇につながったようだ。
 
出所:AppAnnie


ほか、Camel Gamesの『Age of Z Origins』や、コーエーテクモゲームスの『三國志 覇道』などがトップ30に復帰した。


 
■5月19日


5月19日9時現在のApp Storeの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、Cygamesの『ウマ娘 プリティーダービー』が首位をキープした。

トップ10圏内では、スクウェア・エニックスとアカツキ<3932>の『ロマンシング サガ リ・ユニバース』が前日の112位から4位に急浮上した。『ロマサガRS』は、5月18日のメンテナンス終了後より、「2.5周年前夜祭記念」を開催しており、その中でRomancing祭限定の「SS[最終任務を遂行する]T260G」などが登場した「2.5周年前夜祭記念 Romancing祭 T260G編」を実施していることなどが売上に大きく寄与しているようだ。
 
出所:AppAnnie


また、バンダイナムコエンターテインメントの『ONE PIECE バウンティラッシュ』が前日の53位から11位に急上昇し、トップ10に迫った。『バウンティラッシュ』は、5月18日より、「ゴールデンキャンペーン超バウンティフェス」を開催しており、超レジェンダリーキャラ「★4 食いわずらい シャーロット・リンリン」が再登場していることが順位上昇の原動力となったもよう。
 
出所:AppAnnie


ほか、全力恋シリーズが全員登場するスペシャルガチャを5月18日より開始した10ANTZの『ひなこい』がトップ30に復帰した。


 
■5月20日


5月20日9時現在のApp Storeの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、Cygamesの『ウマ娘 プリティーダービー』の首位が続いた。

トップ10圏内では、FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』が前日の21位から4位に浮上してきた。『FGO』は、5月19日18時より、期間限定イベント「復刻:サーヴァント・サマーキャンプ︕ ~カルデア・スリラーナイト~ ライト版」を開始するとともに、2つのピックアップ召喚を実施しており、期間限定の水着サーヴァント「★5(SSR)殺生院キアラ(ムーンキャンサー)」らが登場していることが売上に貢献しているようだ。
 
出所:AppAnnie


また、この日はQookka GamesとTCIが5月19日にリリースしたばかりの新作『三國志 真戦』が28位と早くもトップ30入りを果たした。本作は、コーエーテクモゲームスの歴史シミュレーションゲーム『三國志13』のIPを使用して開発されたタイトルだが、むしろ海外で先行展開していた『三國志 戦略版』としての知名度が高い。これまでに中国、韓国、台湾とアジア圏で成功を収めていたが、逆輸入の形となった日本展開も順調に進んでいくのか、今後の動向が注目されるところだ。
 
出所:AppAnnie


ほか、コナミデジタルエンタテインメントの『実況パワフルプロ野球』や、スクウェア・エニックスの『星のドラゴンクエスト』などがトップ30に復帰した。


 
■5月21日


5月21日9時現在のApp Storeの売上ランキング(ゲームカテゴリー)は、上位陣の動きが大きく変動する中で、Cygamesの『ウマ娘 プリティーダービー』が首位をキープした。今月6日に首位に立って以降、独走状態が続いている。

この日のトピックスは、バンダイナムコエンターテインメントが5月19日にリリースしたばかりの新作『僕のヒーローアカデミア ULTRA IMPACT』が早くも11位にランクインしてきたことだ。本作は、お気に入りのヒーローたち育て、ヴィランの野望に立ち向かうバトルRPG。現在は最高レアリティの「UR【渾身の一撃】緑谷出久」「UR【俺が一番だ】爆豪勝己」の確率がアップした「リリース記念ガシャ 第1弾」を開催していることがスタートダッシュにつながっているようだ。
 
出所:AppAnnie


また、Cygamesの『Shadowverse(シャドウバース)』が前日の137位から10位に急上昇し、トップ10に復帰した。『シャドウバース』は、5月20日より、『アイドルマスター シンデレラガールズ』とのコラボキャンペーンを開催しており、「島村卯月」「渋谷凛」「本田未央」たちのリーダースキンの販売を行っていることや、同日より「暗黒のウェルサ」アディショナルパックを追加していることなどが大きく順位を押し上げたもよう。
 
出所:AppAnnie


ほか、バンダイナムコエンターテインメントとアカツキ<3932>の『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』がトップ10に、コーエーテクモゲームスの『三國志 覇道』などがトップ30に復帰した。
株式会社バンダイナムコエンターテインメント
https://www.bandainamcoent.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社バンダイナムコエンターテインメント
設立
1955年6月
代表者
代表取締役社長 宇田川 南欧
決算期
3月
直近業績
売上高2896億5700万円、営業利益442億3600万円、経常利益489億5100万円、最終利益352億5600万円(2023年3月期)
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