gumi、21年4月通期の経常益60億円と過去最高を更新 暗号資産評価益と売却益計上【訂正】

gumi<3903>は、この日(6月4日)、2021年4月通期の連結業績予想を修正し、売上高186億2800万円、営業利益15億1400万円、経常利益60億7100万円、最終利益18億3500万円と経常利益は過去最高を更新する見通しと発表した。売上高と営業利益が減収となるものの、持分法による投資利益、暗号資産評価益と暗号資産売却益の計上などが寄与する。


【予想数字】
・売上高:186億2800万円
・営業利益:15億1400万円
・経常利益:60億7100万円
・最終利益:18億3500万円


各項目は以下のとおり。

①売上高について
前の期に配信を開始した、「WAR OF THE VISIONS ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス 幻影戦争」(スクウェア・エニックス配信)がグローバルで好調に推移したものの、一部主力タイトルの配信期間の長期化に伴う減収等により、売上高は前期実績を11億9800万円下回り、186億2800万円となる見通し。

②営業利益について
費用対効果を重視したプロモーション施策の実施に伴う広告宣伝費の減少等に伴いコストが減少したものの、売上の減少及び新規タイトルの開発進捗に伴う外注費の増加等により、営業利益は前期実績を7億1100万円下回り、15億1400万円となる見通し。

③経常利益について
営業利益は15億1400万円と前期実績を7億1100万円下回る見通しであるものの、持分法による投資利益、gumi Cryptosの暗号資産評価益と、gumi venturesにおける暗号資産売却益の計上等により、経常利益は前期実績を39億4600万円上回り、60億7100万円となる見通し。

④最終利益について
経常利益が60億7100万円となる見通しであることに加え、減損損失と法人税等調整額、その他特別損益、法人税、住民税及び事業税及び非支配株主に帰属する最終損益の計上を勘案した。減損処理の内訳は、開発中の一部タイトルの回収可能性を考慮して帳簿価額の一部を計上する。


【訂正について】
初出時、上方修正としておりましたが、同社は、業績見通しを開示しておりませんでした。記事内容をお詫びして訂正いたします。
株式会社gumi
http://gu3.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社gumi
設立
2007年6月
代表者
川本 寛之
決算期
4月
直近業績
売上高160億0900万円、営業利益4億4700万円、経常損益1900万円の赤字、最終利益4億4500万円(2023年4月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3903
企業データを見る