6月21日~27日の【SGIデスクニュース】…『FFBE幻影戦争』の中国配信開始、新メディアミックスPJ『Deep Insanity』発足などスクエニの動向に注目が集まる

本稿では、先週(6月21日~27日)掲載された記事の中から、それぞれの編集部員やライターが注目したニュースをコメントと共にお届け。SGI編集部のデスクで話題になった記事を改めて振り返っていこう。

■編集部/木村英彦
「大手ゲーム会社の単体の決算が見えてきました。連結ベースの数字だと、アミューズメントやイベント事業など非ゲーム事業の影響で見えづらくなあっていましたが、コーエーテクモゲームスに限らず、大手ゲーム会社はどこも好調でした。走っている期は、好調な数字をキープできるのか、あるいは反動減となるのか、会社によって異なることになりそうです。7月後半に発表される四半期決算が注目されます。」

コーエーテクモゲームス、2021年3月期の決算は売上高49%増の524億円、経常利益117%増の363億円 過去最高の売上・利益を達成


■編集部/柴田正之
「スクウェア・エニックスがTVアニメ・マンガ・ゲームを展開する新たなメディアミックスプロジェクト『Deep Insanity(ディープインサニティ)』を発表しました。その中でスマホ・PC向けゲーム『Deep Insanity ASYLUM』は発表当日より事前登録の受付も開始しています。新たなIPの育成ということになるのですが、スクエニはマンガコンテンツを自前の紙・ネットの双方の媒体で展開していることが強みだなとあらためて感じます。とはいえ、このプロジェクトの成功の可否は今後をじっくりと見守りたいと思います」

スクエニ、新たなメディアミックスプロジェクト『Deep Insanity』を発表 スマホ・PC向けゲーム『Deep Insanity ASYLUM』は本日より事前登録を開始



■編集部/山岡広樹
「テーブルゲームファンの間では、数年前から大きな話題となっている"マーダーミステリー"。最近では、国内でも4月より複数のシナリオ配信やプレイヤー募集機能を備えた『ウズ』というアプリが配信開始されたり、1月~3月にはTOKYO MXでマーダーミステリー「裂き子さん」を原案としたドラマ「アオイウソ~告白の放課後~」が放送されるなど、徐々にジャンルとしての普及が進んできているように思います。

そこで、市場規模としても一足先をゆく中華圏から新たなアプリ『マダミス』が登場。複数人でシナリオに沿った登場人物を演じながら、会話をして犯人を推理していくというゲームの特性上、リアルで人を集めるには自身が所属するコミュニティに活動的な人がいなければ広がりにくいジャンルかなという弱点を感じていたので、その部分をアプリでより手軽にクリアできるようになることで「人狼」のように多くの人に一気に知れ渡るかもしれません」

・​Alchemy、オンライン体験型謎解きゲーム『マダミス』の事前登録を開始 中華圏で大流行のジャンルが日本上陸 iOSは7月から先行リリース


■編集部/堀田
「ワクチン摂取のように、物事が決まれば早いと言われている日本。ブロックチェーンやスマートコントラクト関連の成長につながる国策が、次々と決まれば良いですね。」

内閣官房、成長戦略会議でブロックチェーン等の活用やNFT事業の環境整備を盛り込む











■編集部/稲葉智秋
「『FFBE幻影戦争』が、中国本土で配信開始となりました。2年前の11月に日本でリリースされ、翌2020年3月に中国本土をのぞく全世界向けのグローバル版を配信開始した本作。これまでに全世界で2200万DLを突破しているそうですが、中国配信でその数字がどこまで伸びるか注目ですね」

スクエニ、『FFBE幻影戦争』を中国で配信開始 キングソフト世遊、Xiaomi Gamesとの協業で


■編集部/ユマ
「わずか3日間のネットワークテストでしたが、その魅力を感じ取るには十分な内容でした。基本はMOBAのシステムを踏襲しているものの、おなじみのポケモン、おなじみのわざが多数登場するので、戸惑うことなくカジュアルに楽しめました。Switch版は7月にも配信予定。そこからどんな進化を遂げていくのか、今から楽しみ。ちなみに私はイワパレスをメインに使ってました。「からをやぶる」からの「シザークロス」が超強力。」

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