キューエンターテインメント、2011年1月31日で「NikQ」の運営終了 他タイトルへの移管特典も実施

 キューエンタテインメントは、2011年1月31日をもって、ブラウザゲーム『NikQ ~ひだまりの騎士団~』の運営サービスを終了する、と発表しました。  今後のスケジュールは、11月16日に行うメンテナンスで、ニクキューポイント(NP)の販売とコンテンツ登録を停止するほか、王冠ショップ野田・小判ショップ野田・NPモールアイテムの価格の変更、既存のユーザーに10万ニクキューポイントの付与などを実施し、2011年1月31日にゲームサーバーを停止する、としています。  また、『NikQ』ユーザーには、11月1日から12月14日の期間、キューエンタテインメントの運営する他ゲームに新規登録をすると、特典を付与するサービスを実施するそうです。「エンジェルラブオンライン」や「ゼネピックオンライン」、「エンジェル戦記」が対象で、ゲーム内で利用できる特典アイテムがプレゼントされるとのことです。   【感想】  2009年から2010年にかけて、ブラウザゲームが多数リリースされました。そうしたなか、『NikQ』は、RPG要素の強いゲームとして、国産ブラウザゲームとして、オンラインゲーム業界でも非常に注目されていたように思われます。個人的にも、可愛らしいキャラと世界観から、これまでMMORPGを遊んだことのない、新しいユーザーをも取り込みうるタイトルとして注目しておりましたので、今回のサービス終了はとても残念です。  とはいえ、サービス終了3ヶ月前の告知や有料ポイントの付与など、残り期間十分に遊べるようにユーザーに配慮するだけでなく、他のサービスに登録した場合の特典も準備されており、運営会社としての誠意が感じられます。  キューエンターテイメント社は、PCで運営していたオンラインゲームをPS3でも運営するなど、かなりチャレンジングな試みをしている会社です。PS3向け「エンジェルラブオンライン」のサービスの開始にまつわる話をセミナーで聞いたとき、すごいことをする会社だと思ったものです。なんか偉そうに書いてしまいましたが、思うところがありましたので、つらつらと感想を書いてしまいました。  関連