コーエーテクモゲームス、コーエーとテクモを吸収合併-コーエーテクモウェーブの「ネオロマンス」部門も統合

 コーエーテクモホールディングス<3635>は、2月7日、連結子会社のコーエーテクモゲームスと、その完全子会社コーエー、テクモを4月1日付けで吸収合併する、と発表した。  コーエーテクモゲームスは、コーエーとテクモの合併後、両社のパブリッシャー機能と開発における共通機能を統合する会社として設立された。その一方、コーエーとテクモは、それぞれゲームソフトの企画・開発に特化したスタジオ機能を持つ会社として、コーエーテクモゲームスの完全子会社として設立された。  しかし、ゲーム業界を取り巻く環境が大きく変化していることから、3社を統合することで、柔軟かつ機動的な組織、人員体制、意志決定プロセスへの変革を推し進めることが必要であると判断した、とのこと。ゲームソフト事業の効率性を一層高め、成長に向けた柔軟かつ適切なリソース配分を実施し、グループ全体の企業価値最大化を目指す、としている。  存続会社は、コーエーテクモゲームスで、コーエーとテクモは解散となる。  同時に、コーエーテクモウェーブのメディア・ライツ事業を会社分割により、コーエーテクモゲームスに承継させる。コーエーテクモウェーブの「ネオロマンス」を中心とした女性向け市場に取り組む関連組織を統合するという。こちらも4月1日付けでの実施となる。