MUMSS、バンダイナムコHDのレーティングを引き下げ

三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)は、2月9日付けのレポートで、バンダイナムコホールディングス<7832>のレーティングを「Outperform」から「Neutral」に引き下げた。同時に今後12ヵ月間の目標株価を940円から960円に引き上げた。 MUMSSでは、年度末が近づき、今期基準よりも来期基準が企業価値実態を反映しやすいため、としている。目標株価の基準は、PBR1倍水準を用いているという。レーティングの引き下げは、目標株価と現株価の乖離が約1%となったため。 同時に、会社側が実施した第3四半期の決算発表と決算説明会を踏まえ、今後3カ年の業績予想を見直したとのこと。今期の営業利益のみ139億円から135億円に引き下げ、2012年3月期と2013年3月期の営業利益は、それぞれ157億円、171億円で変更なし。