角川GHD、メディアファクトリーを80億円で買収

角川グループホールディングス(GHD)<9477>は、本日(10月12日)、メディアファクトリーを買収する、と発表した。親会社であるリクルートより全株式(3150株)を80億円で取得する。 メディアファクトリーは、1986年にリクルートの書籍出版部門を分離する形で設立され、書籍情報誌「ダ・ヴィンチ」や、コミックエッセイ、単行本、文庫等の小説、コミックなどの出版事業に加え、アニメーションの製作、マーチャンダイジングなど幅広い事業を展開している。特にコミック・小説の出版とそのアニメ化を含む「クロスメディア展開」に大きな強みとしている。 角川GHDでは、メディアファクトリーの「クロスメディア展開」と、角川GHDの「メディアミックス」「ワンソースマルチユース展開」を中心とする事業戦略は親和性が高く、同社を買収することで事業基盤がさらに拡充し、今後の事業展開に大きく資するものと考えたため、としている。 なお、本日株式譲渡契約を締結し、11月15日に株式を取得する予定。   ■関連サイト 角川グループホールディングス メデイィアファクトリー