ソーシャルゲーム情報の1週間を振り返る(2011年2月7日~2月11日)

 2月7日から2月11日までのソーシャルゲーム業界の一週間を振り返ろう。引き続き決算発表の多い一週間だった。 [2月7日] 各SNSのユーザー属性比較(2010年12月版)-「mixi」、「GREE」、「モバゲー」、「Yahoo!モバゲー」、「ニコニコ動画」、「ハンゲーム」 ソーシャルアプリ・ゲームプラットフォーム各社のユーザー属性を比較した記事となっている。プラットフォームごとに特色があり、競合関係よりも、一種の住み分けをやっているようにもみえる。ソーシャルアプリを開発する会社は、定期的にチェックしておく事項だ。   [2月8日] コナミ、SNS制作スタッフの採用を強化中-入社一時金200万円も  Twitter経由でいただいた情報を記事にしたものだが、色々なサイトでバナー広告が出ていたので、気がついていた方も多いかと思う。入社一時金200万円は相当インパクトがあったようで、かなりのアクセスを集めた。コナミが本腰を入れてソーシャルゲームに取り組んでいることを示すわけであり、今後の展開が大いに注目される。   [2月9日] グリー、開発パートナーによる初のiPhoneアプリを提供開始 スマートフォン版「GREE」で、開発パートナーによるネイティブアプリの配信が始まった。発表されたタイトルが全て揃ったわけではないが、まずは第一歩といったところだろう。これからスマートフォンアプリの特色を活かしたゲーム屋アプリが登場してくると思われる。   [2月10日] 樹林伸プロデュース作品『神の雫』、『GTO』、『サイコメトラーEIJI』が「モバゲータウン」に登場! 第1弾は『神の雫』 アイティアが「GREE」で、「週刊少年マガジン」の人気漫画『神の雫』を題材にしたソーシャルゲームの配信を開始した。人気漫画やアニメなどを題材にしたソーシャルゲームのリリースは昨秋あたりから続いている傾向だが、今後も続きそうである。開発会社のアイティアは同日、AR動画・写真撮影アプリを開発した、と発表している(関連記事)。    [2月11日] パナソニック、mixiアプリ「雑誌 sweet をつくろう by LUMIX」の配信開始-ファッション誌とデジカメのコラボアプリ パナソニックとファッション誌「Sweet」のコラボアプリ。アプリをプロモーション手段のひとつと位置づけてリリースするケースが増えているが、このアプリもその一つと見て良いだろう。