ソネット、エムスリーやオンラインゲームがけん引し第2四半期は経常益28%増の48億円

ソネットエンタテインメント<3789>がこの日(10月27日)に発表した第2四半期累計(4~9月期)の連結業績は、売上高452億円(前年同期比4.1%増)、経常利益48億円(同29.3%増)、四半期純利益21億円(同47.0%増)だった。     同社では、ISPサービスなどを提供するネットワーク事業が減収減益となったものの、エムスリーやオンラインゲーム、モバイルゲームが好調に推移したことが主な要因としている。 セグメント別の概況は以下のとおり。 ネットワーク事業は、売上高319億円(前年同期比0.9%減)、営業利益21億円(同20.4%減)だった。ISP料金と回線料金をパックにして販売する方式からISP料金のみを請求するコースに変更したことに加え、東日本大震災の影響で新規会員獲得が後ろ倒しになった影響で課金化に遅れが生じたため。 メディア・エンタテインメント事業は、売上高133億円(同18.2%増)、営業利益34億円(同62.2%増)だった。子会社エムスリーとモバイル、オンラインゲームの売り上げが好調に推移したことや、オンラインゲーム構造改革によるコスト削減が奏功した。 なお、2012年3月期は、売上高945億円(前期比6.7%増)、経常利益104億円(同28.4%増)、当期純利益42億円(同14.7%増)を見込む。従来予想からは変更なし。