アプリックス、2010年12月期は増収・黒字転換-経営合理化策奏功・ジーモードも連結寄与

アプリックス<3727>が2月14日に発表した2010年12月期の連結業績は、売上高94億4600万円(前期比167.1%増)、経常利益1億6300万円(前期10億5100万円の赤字)、当期純利益3億3300万円(同14億2400万円の赤字)だった。 子会社となったジー・モード<2333>の売上の増加に寄与したことに加え、主力のソフトウェア基盤事業では、スマートフォン向け新製品の立ち上がりが順調だった、としている。とりわけ、新製品emblendについては、国内通信事業者3社から採用されたようだ。また、費用面では、前年から実施している経営合理化策により、売上高の伸びに対して販売管理費の伸び(前期比で60.9%)を抑えられたことが奏功した模様。 2011年12月期は、売上高95億円(前期比0.6%増)、経常利益2億7000万円(同65.6%増)、当期純利益2500万円(同92.5%減)を見込む。