アプリックス、中期経営計画をローリング修正-営業利益は前期実績比8倍の17億円を目指す

アプリックス<3727>は、2月14日、中期経営計画のローリング修正を行った。最終年度とする2013年12月期では、売上高150億円(2010年12月期比4.2倍)、営業利益17億円(同8.0倍)を見込む。 携帯電話市場において、スマートフォン比率が増大すると見込まれるため、スマートフォン対応製品を拡充し、売上の拡大を図る方針。国内売上は31億2000万円と2010年12月期実績31億7100万円から微増にとどまるが、海外市場では、売上高は2010年12月期比で2.5倍にあたる34億5000万円まで伸びる見通し。営業利益は同5.4倍の13億9000万円を見込む。 他方、ジー・モード<2333>を中心とするモバイルコンテンツは、スマートフォンやソーシャルアプリへの対応に加え、エマージングマーケットへの拡販に注力し、売上高は同70.0%増の84億3000万円を目指す。前年に発表した中期計画では、各国企業との業務提携やM&Aなどの資本提携による売上も加味しているとしていたが、引き続きこの路線に変わりはないようだ。営業利益は、3億1000万円の計画。2010年実績は4600万円の赤字だった。