駅探、第2四半期は増収増益…ASPサービスのロイヤリティ収益の増加で

路線検索サービス『駅探』を展開する駅探<3646>が11月11日に発表した第2四半期累計(4-9月期)の決算は、売上高13億4400万円(前年同期比5.9%増)、営業利益3億1900万円(同3.3%増)、経常利益3億1900万円(同3.3%増)、四半期純利益1億8500万円(同2.5%増)だった。  
  売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円
24年3月期第2四半期 1344 5.9 319 3.3 319 3.3 185 2.5
23年3月期第2四半期 1269 309 309 181
   同社では、乗換案内サービスのASP提供について、機能追加の案件を幅広く獲得し、ロイヤリティ収入が堅調に伸びたことが主な要因だった、としている。ASPライセンス・広告事業は、売上高5億2400万円(同3.1%増)、セグメント営業利益1億2800万円(同65.5%増)だった。 また、主力の駅探モバイル事業については、フィーチャフォン向けサービスの会員が減少したものの、スマートフォン向けのユーザーが拡大したとのこと。スマートフォン向けについては、今秋以降、有料サービスを行う予定。 2011年9月末現在の駅探の有料会員数は、80万2500人で、2011年3月末に比べて約8万2000人減少している。無料会員については同約47万人の減少となった。 ただ、付加価値の高いデラックス版の会員の減少はベーシック版に比べて少ない。駅探モバイル事業の売上高は8億1900万円(同7.8%増)、セグメント営業利益3億1500万円(同9.0%減)だった。  

(単位:人)

  ベーシック版会員 デラックス版会員 有料会員合計 無料ユーザー計 有料会員/無料ユーザー合計
平成19年3月期末 708,481 97,752 806,233 1,111,464 1,917,697
平成20年3月期末 743,618 97,036 840,654 1,140,364 1,981,018
平成21年3月期末 652,622 193,041 845,663 1,556,720 2,402,383
平成22年3月期末 516,247 335,410 851,657 1,751,579 2,603,236
平成23年3月期末 405,439 479,220 884,659 2,330,420 3,215,079
平成24年3月期第2四半期末 346,523 455,999 802,522 1,857,904 2,660,426
   ■2012年3月期の見通し 2012年3月通期は、売上高27億8100万円(前期比4.0%増)、経常利益6億8000万円(同6.3%増)、当期純利益4億0300万円(同7.8%増)を見込む。従来予想からは変更はない。  
  売上高 営業利益 経常利益 当期期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円
通期 2781 4 680 4.3 680 6.3 403 7.8
  (※)テスト投稿です。図の代わりにテーブルを組んでみました。問題あったら消します。