ユークス、第3四半期業績は45%減収・営業赤字に転落

格闘技ゲームなどを得意とするユークス<4334>は、本日(12月7日)、第3四半期(2月~10月期)の連結業績を発表し、減収・赤字転落となった。売上高23億7600万円(前年同期比45.4%減)、営業損益2億7300万円の赤字(前年同期10億2300万円の黒字)、経常損益5億5300万円の赤字(同5億7800万円の黒字)、四半期純損益3億2200万円の赤字(同3億6600万円の黒字)だった。     主力のゲームソフトなどを開発するデジタルコンテンツ事業が売上高15億6700万円(同55%減)、営業損失2億6500万円の赤字(同10億0100万円の黒字)だった。ディズニーの人気映画「REAL STEEL」のダウンロード配信を開始したほか、新作ソーシャルゲームの開発を行うなど費用が先行した模様だ。また、新日本プロレスを中心とする興行事業は、売上高8億1400万円(同4%減)、営業損益700万円の赤字(前年同期2100万円の黒字)だった。   ■2012年1月期の見通し 2012年1月期は、売上高49億8400万円(前年同期比1.3%減)、営業利益4億0400万円(同55.7%減)、経常利益4億1600万円(同23.6%減)、当期純利益2億3900万円(同42.1%減)を見込む。     同社では、第3四半期までの売上高、利益水準ともに進捗率が低いが、大型受託案件やロイヤリティ収入などの売上が見込まれるため、従来予想からは変更なしとしている。