ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>は、中国のオンラインゲーム会社ネットドラゴン・ウェブソフトと合弁会社を中国に設立することで合意した、と発表した。新会社の設立は、2011年度第4四半期中を目標としており、設立時に30人以上での稼働を見込んでいる。
今回設立された合弁会社は、各国ゲームアプリの中国市場向けローカライズと運営を行うことが主な目的となる。DeNAグループや世界各国の人気タイトルなどをローカライズして、中国版「Mobage」や、ネットドラゴンのアプリストアなどに配信する予定。将来的には、中国を含む世界の「Mobage」ユーザー向けにMMORPGなどの高品質コンテンツを独自開発することも視野に入れているという。
新会社の設立で、DeNAは、ネットドラゴングループの有する中国市場向けゲームの開発・運営ノウハウや中国でのマネジメント経験が豊かな人材、中国市場に大きな影響力を持つネットドラゴングループのアプリストアなどの配信チャンネルを有効活用することができる、としている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
- 設立
- 1999年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上収益1349億1400万円、営業利益42億0200万円、税引前利益135億9500万円、最終利益88億5700万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2432