ミログが本日付で全事業を売却・撤収し解散・清算

ミログは、本日(4月2日)付で、全事業を売却・撤収し、会社を解散・清算することが決定した、と発表した。 同社によれば、Androidアプリのインストール、起動情報などの収集解析を事業分野としていたが、スマートフォンにおけるプライバシー問題の一例として個人情報保護の観点から社会的批判を集めた。また一部アプリが無許諾で利用者のアプリケーション情報を収集する致命的な瑕疵も発覚したため、2011年秋より同事業の一部終了、停止していた。 こうした状況を受けて、同社では、第三者委員会を設置したうえで、内部調査を進めるとともに、事業内容の全面的な見直しを検討してきた。事業環境を総合的に判断した結果、役員会と株主総会で会社の解散・清算を行うことが決定した、としている。全従業員が3月30日付で退職し、全事業が終了したとのこと。   ミログコーポレートサイト