CAベンチャーズチャイナ、中国HOOLAI GAMEに出資…2億人が遊ぶ人気ゲーム「Hoolai三国」を展開

サイバーエージェント<4751>が攻勢を強めている。同社の連結子会社サイバーエージェント・ベンチャーズ・チャイナは、日本アジア投資と共同で運営する「CA-JAICチャイナ・インターネットファンドⅡ」を通じて、中国でソーシャルゲームの開発・運営を行うHOOLAI GAMEに出資した、と発表した。出資額や出資比率などについては明らかにされていない。 HOOLAI GAMEの代表的なタイトルは、戦略シミュレーションゲーム「Hoolai三国」だ。PC版を中国で2010年12月より提供し、2012年3月までに登録ユーザー数2億人、DAUは最高で1100万人を超える人気となっている。月間アクティブユーザー5億人の中国最大のSNSプラットフォーム「QQ空間」で、10ヶ月連続で総合ランキング1位という記録を達成しているだけでなく、昨秋投入したスマートフォン版は、中国AppStoreのGrossing Rankでトップ10以内にランクインしている。 サイバーエージェント・ベンチャーズ・チャイナは、「CA-JAICチャイナ・インターネットファンド」「CA-JAICチャイナ・インターネットファンドⅡ」の2つのファンドを運営しており、これまでに20社を超える中国のインターネットベンチャーに出資してきた。 同社では、ソーシャルゲーム分野は中国でも非常に有望な市場であると考えているとのことで、これまで培ったアジア地域でのインターネット企業とのネットワークやサイバーエージェントグループとの協業などを通じ、HOOLAI GAMEの事業拡大支援を行っていく、としている。