【決算】カプコンのソーシャルゲームの4Q営業益は前四半期比120%増と急成長…『モンハン』とビーラインタイトルが貢献

カプコン<9697>は、昨日(5月7日)、2012年3月期の決算発表を行い、会社全体としては減収減益となったものの、SNSやスマートフォン向けソーシャルゲームなどを展開するモバイルコンテンツ事業が大きく成長したことが明らかになった。売上高は前期比56.6%増の63億0800万円、営業利益は同74.6%増の23億8500万円となった。 モバイルコンテンツ事業の四半期ごとの売上高と営業利益を見ていこう(下図)。2011年4月以降、売上高は12-14億円、営業利益は4億5000万円前後で推移し、一部では伸び悩んでいるとの意見もみられたが、第4四半期(2012年1-3月期)に入って売上高、営業利益ともに急伸したことがわかる。第4四半期の売上高は、前四半期比61.1%増の23億円、営業利益は同120.7%増の10億2000万円となった。     同社では、GREE『モンハン探検記 まぼろしの島』が着実に会員数を増やすとともに、同じくMobage『みんなと モンハン カードマスター』も好伸したことをあげている。いずれも会員数100万人を超えた。さらにビーラインの『スマーフ・ビレッジ』が好調に推移したほか、『スヌーピー ストリート』も日本やアジアで健闘とのこと。ビーラインタイトルは、国内外合せて5600万件のダウンロード数を突破した。
株式会社カプコン
http://www.capcom.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社カプコン
設立
1983年6月
代表者
代表取締役社長 最高執行責任者 (COO) 辻本 春弘
決算期
3月
直近業績
売上高1259億3000万円、営業利益508億1200万円、経常利益513億6900万円、最終利益367億3700万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9697
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