【ワークポート】PG・SE職の採用動向はソーシャルやスマホアプリ開発の求人が増加

IT系求人・転職サイト『IT転職ナビ』を運営するワークポートは、4月のPG・SE職の採用動向について、Web系・業務系エンジニアでは、前月に続きスマートフォン向けアプリやソーシャルアプリ開発の求人が増加し、新年度の採用計画に基づく求人も目立ったと発表した。 ワークポートによれば、大手プラットフォーム向けソーシャルゲームを自社開発する企業の求人増が顕著で、創立間もない企業では将来のコアメンバーとなり得る人材を求めているとのこと。開発言語としてはPHPやJava、Objective-Cの経験を挙げる企業が多いなか、業界経験やWeb系言語での開発実務経験がなくても応募可とする求人も増え始めたという。こういった求人に関しては、書類選考の際、作成したアプリやソースコードなどの成果物を提出すればプラスになる、としている。 また、インフラエンジニアに関しては、自社サービスを展開している企業からのサーバーエンジニアの求人が前月に続き増加。ソーシャルゲーム業界が多くを占めるが、ポータルサイトやECサイトなどのWeb・モバイルサービス提供企業も少なくない。 他方、ネットワークエンジニアや社内SEの求人数は横ばい。後者の内訳は、アプリ系が55%、インフラ系が35%、ヘルプデスクが10%程度となり、20代後半までの若手を求める求人が目立った。 今後の見通しについて、ワークポートでは、インフラエンジニアには、LinuxサーバなどOSS系システムの経験を求められるケースが多いものの、「BtoCの経験がなくてもBtoCへの興味があれば応募可能」とする求人も増えてきていると指摘。技術力を磨きつつ、システムの改善やサービス企画にも携わりたい場合、自社サービスのサーバーエンジニアがお勧めとのこと。   ■関連サイト IT転職ナビ IT・インターネット・ゲーム業界転職支援