SmartEbook.com、第2四半期は62%減収・赤字幅縮小…電子書籍の収益化の遅れで

SmartEbook.comは、本日(8月14日)、第2四半期(2012年1~6月期)の連結決算を発表し、売上高2億5800万円(前年同期比62.2%減)、営業損益4億1500万円の赤字(前年同期5億7800万円の赤字)、経常損益3億6800万円の赤字(同5億5000万円の赤字)、四半期純損益3億7500万円の赤字(同8億4500万円の赤字)だった。減収・赤字幅縮小となった。     同社では、ebooksのプラットフォーム提供会社として再成長戦略を実現するため、流通チャネルの拡大やB2Bプラットフォームの提供、グローバルコンテンツカタログの確保、利便性の高いebooksビューワを開発してきた。通信キャリアとのリレーション強化により流通チャネルの拡大ができたものの、商品パッケージやビューワ提供の遅れが影響し、減収・赤字幅縮小になった、としている。   ■2012年12月期の予想は非開示 2012年12月期の業績予想は非開示。コンテンツ事業とファンディング事業は、市場環境の変化が激しく、不確定要素が大きいため合理的な予想値の算定を行うことは困難であり、現段階では適切な予想の開示ができないと判断したため、としている。