エイチーム、2012年7月期は営業益138%増の10.7億円…ソーシャルゲームや情報・予約サイトが寄与

エイチーム<3662>は、本日(9月14日)、2012年7月期の決算発表を行い、売上高63億7900万円(前期比57.0%増)、営業利益10億7000万円(同138.5%増)、経常利益10億4700万円(同134.9%増)、当期純利益5億9000万円(同128.8%増)だった。     主力のエンターテインメント事業が売上高32億7800万円(同31.2%増)、セグメント利益11億2600万円(同59.7%増)となり、全体の伸びをけん引した。スマートフォン向けソーシャルゲームアプリ「ダークサマナー」は、累計200万ダウンロードと海外のアプリストアのランキングで上位に入った結果、4月から継続して国内月商1億円を超える売上を維持したほか、グリーとの共同タイトル「AKB48ステージファイター」が好調に推移したため、としている。     またライフサポート事業も急成長し、売上高31億円(同98.2%増)、セグメント利益5億3900万円(同201.7%増)となった。引越し価格の一括見積りサイトや中古車買取価格の一括査定サイト、結婚式場の検索・予約・情報サイト、女性向け体調管理・悩み相談サイトを運営しているが、プロモーション活動の結果、利用者を増やしており、エンターテイメント事業に匹敵する事業規模に成長した。   ■2013年7月期の見通し 2013年7月期は、売上高98億2400万円(同54.0%増)、営業利益18億0200万円(同68.3%増)、経常利益18億0200万円(同72.0%増)、当期純利益10億5000万円(同77.8%増)を見込む。     エンターテインメント事業では、「ダークサマナー」とい、グリーとの協業タイトル「AKB48ステージファイター」、協業案件第2弾「NARUTO」が通期で売上に寄与する見通し。「ダークサマナー」は海外での会員獲得に力を入れる一方、第3四半期以降にはスマートフォン向けの新規タイトルを複数リリースする計画。「NARUTO」も海外展開を行う。 ライフサポート事業では、引越し価格の一括見積りサイトや中古車買取価格の一括査定サイト、結婚式場の検索・予約・情報サイト、女性向け体調管理・悩み相談サイトに注力する。 なお、現在、技術者不足を解消するために採用活動を強化しており、大阪の開発拠点新設と本社増床に伴う家賃負担増や人員増に伴う人件費負担増が見込まれる、としている。
株式会社エイチーム
https://www.a-tm.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社エイチーム
設立
2000年2月
代表者
代表取締役社長 林 高生
決算期
7月
直近業績
売上高275億5200万円、営業利益5億4300万円、経常利益7億1100万円、最終利益1億4300万円(2023年7月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3662
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